リビング学習で明るさが足りないと目が悪くなるかな?
リモートワークでパソコンを見ていると目が疲れてきて、午後になると集中力が落ちる…
今日はこんな疑問に答えていきます。
最適なデスクライトを置くと、集中力が格段にUPし、勉強の成績・仕事の生産性があがります。
他サイトは、色温度や明るさなどの個別機能を評価しているだけです。
本サイトでは目が疲れない・集中力が上がるといったことをトータルで評価し、個別機能に偏った商品は除外したランキングをしています。
集中力を高めるためにはデスクライトが最強
コロナ禍においてリビング学習の機会、リモートワークへの移行で自宅でのPC作業は格段と増えました。
- 照明はつけているのに目は疲れる…
- 明るさは足りているはずなのに、集中できない…
こんな悩みはありませんか?
その対策は下記のとおりです。
勉強・仕事に集中し、生産性を上げるにはデスクライトが最強
色温度、明るさ、光源の種類、多重影対策のライトを選ぶ
短時間限定!デスクライトの黒魔術~最強の集中方法
デスクライトは最強なのですが、明るければ明るいほど良いわけでもなく、最新の脳科学や実証実験に裏付けられた機能、使い方で効果を発揮します。
では具体的に個別の機能をご紹介していきます。
光源
大きく白熱灯、蛍光灯、LEDのうち、デスクライトに最適なのはLEDです。
その理由は省エネだから、ではなく、これから紹介する色温度、明るさを繊細に設定することができるからです。
また、蛍光灯は光源から全体に光を発することに対し、LEDは狭い範囲に向かって光を発します。
この狭い範囲を照らす機能を上手く使った集中方法もあるので、LEDを選びましょう。
光源はLED
色温度
暖色から寒色まである中で、最も文字がくっきり見やすいのは色温度が約6200K(ケルビン)です。
白と黒のコントラスト感が最も浮き上がる6,200Kに近い設定できる機種を選びましょう。
文字が浮かび上がるので、PCの文字、読書や勉強などに最適です。
また、この色温度は、人の感情にも影響します。
長い間狩猟民族だった人類には、火(オレンジ)を見ると落ち着き、晴天(青)は活動に集中する遺伝子が継承されています。
寒色を使うことで集中力もUPします。
色温度は約6,200K
明るさ
明るければ明るいほどいいワケではありません。
PCのバックライトを「最も明るい」に設定すると目がチカチカしませんか?
明るすぎても暗すぎても、目は疲れてしまいます。
光源の明るさ・lm(ルーメン)は300~400ルーメン、机の照度・lx(ルクス)は400~500ルクスが最適です。
300~400㏐(光源の明るさ)
400~500㏓(机の上の明るさ)
色の再現性
光に照らされたときの物体の色の見え方を示す平均演色評価数(Ra)は80~90が最適です。
この数値は高いほど、自然な色の見え方に近づき、値が低いと、色のコントラストが見えにくくなり、目の疲労を引き起こす可能性があります。
演色性は80~90
まとめると、LEDのデスクライトでも、しっかり機能を選ぶべきです。
- 光源:LED
- 色温度:6,200K(ケルビン)
- 明るさ:300~400㏐(ルーメン)
- 照度:400~500㏓(ルクス)
- 色の再現性:80~90Ra
デスクライトの黒魔術~最強の集中方法
デスクライトで手元の影を失くし、文字がくっきり見えるようになり集中しやすくなるのですが、さらに集中力をUPする方法があります。
それは、周囲の明るさを抑えることです。
もしかして集中できないのは明るさが足りず、目が疲れ、集中力が落ちるからだと思っていませんか?
それは真実ではありません。あなたの身近で堂々と実践されている方法があります。
どこかというと、それは映画館です。
映画館で映画を見ると、その画面に引き込まれてメッチャ集中してみませんか?
その理由は、画面が大きい、家事をしなくていい、音が大きいではないんです。
周囲を真っ暗にし、周囲の情報を遮断し、明るいスクリーンの情報だけをインプットするから集中できるんです。
集中する方法はとてもシンプルです。
もしかすると、部屋が暗くて手元だけが明るいと目が悪くなるんじゃないか?と心配になるかもしれません。
でも、映画館で映画を見て、目は悪くなりませんよね?
なぜなら、2~3時間程度だからです。
そして、勉強で集中できるのも2~3時間が限界です。
さらに仕事でそこまで期日にのめりこんで仕上げなければならないのであれば、目の疲れより成果が全てです。
ただ、安心してください。この方法で目が悪くなることは実証されておらず、目に悪いのは、暗いところと明るい場所を交互にみることです。
その場合、目の調節機能が大きく使われ、目の疲労につながるので、興味本位で実験は止めましょう。
さて、ここまで選ぶべきデスクライトの機能、デスクライトの使い方をご紹介してきたので、具体的にオススメのデスクライトをご紹介していきます。
ただ、今回は「文字がくっきり見れて、集中でき、生産性を上げるためのデスクライト」に絞って紹介していきます。
機能がたくさんあるだけの商品の選択肢がたくさんあるわけではないので、できるだけ多くの種類を比較したい、という人には向いていませんのでご注意ください。
デスクライトおすすめランキング
それでは、今ご紹介した審査基準をもとに、決定したランキングを見ていきましょう。
第1位「BALMUDA The light」
医療現場や美術館などで使用されている太陽光LEDを利用し、子どもたちの目を守る・目線の先に影を作らない・集中力を高めるために作られたデスクライト。
価格は高いですが絶対失敗しない圧倒的王者です。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
光源 | 太陽光LED | 1位/3位中 |
色温度 | 5700K | 2位/3位中 |
調光機能 | 6段階(15〜100%) | 1位/3位中 |
明るさ | 500~1,000lx | 1位/3位中 |
演色性 | 平均演色評価数Ra97以上 | 1位/3位中 |
ちらつき対策 | あり | ― |
多重影対策 | あり(目線の先に影ができない光:フォワードビームテクノロジー(特許登録済)) | 1位/3位中 |
重量 | 約3.2kg | 3位/3位中 |
特徴 | ツールボックス | 1位/3位中 |
価格 | 34,186円(税込) | 3位/3位中 |
総合評価 |
第2位「TaoTronics TT-DL13」
必要機能は網羅し、かつ圧倒的な低価格。ですが、筆者が利用したところ、LEDにもかかわらず、2~3時間で熱を持ちます。満足度は高いですが、商品の品質・信頼性は二の次で、1年使えればOKな人向けのデスクスタンドです。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
光源 | LED | 3位/3位中 |
色温度 | クールホワイト:約6000K | 3位/3位中 |
明るさ | 410lm | 3位/3位中 |
調光機能 | 7段階 | 1位/3位中 |
調色機能 | 5段階 | 1位/3位中 |
演色性 | 平均演色評価数Ra93以上 | 2位/3位中 |
ちらつき対策 | あり | ー |
多重影対策 | あり | 3位/3位中 |
重量 | 835 g | 1位/3位中 |
特徴 | ヒカキンおすすめ | – |
機能 | メモリ機能・USBポート | 2位/3位中 |
価格 | 3,999円(税込) | 1位/3位中 |
総合評価 |
第3位「Panasonic LEDデスクスタンド SQ-LD517」
文字くっきり機能、照度も十分で安心のPanasonic製。低価格で品質・信頼性の高い商品にしたい初めてのデスクスタンドにおすすめ。調色変更(色温度)ができませんが、学習・仕事が目的であれば不要な機能です。スペックでは1位〜2位に比べ劣りますが、コスパは十分かなと。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
光源 | LED | 2位/3位中 |
色温度 | 昼光色6200K | 2位/3位中 |
調光機能 | 100%~20% | 3位/3位中 |
明るさ | 500lx以上 | 2位/3位中 |
演色性 | 平均演色評価数Ra83以上 | 3位/3位中 |
ちらつき対策 | あり | ― |
多重影対策 | あり | 2位/3位中 |
重量 | 2kg | 2位/3位中 |
特徴 | 日本PTA全国協議会推薦商品 | – |
価格 | 8,000円(税込) | 2位/3位中 |
総合評価 |
大切なのはライトだけではない
眼精疲労、肩こり、疲れで重要なのはライトだけではありません。
実は、ノートを置く角度も非常に重要です。真下を見ると頭・首が前に出て、肩コリに繋がります。
傾斜台の最適な角度については、机の角度が決め手!勉強の集中力を高める方法はコレ!で紹介しています。
環境を整えて生産性を上げ、良い成果があげていきましょう。