キャンプ

【綺麗】はこだたみキャンプ場ってどんなところ?徹底レビュー

群馬県にある恐竜王国はこだたみキャンプ場の「行ってみたからわかった情報を中心にレビューしていきたいと思います。

こじんまりとしたキャンプ場だからこそ味わえるメリット満載のおすすめできるキャンプ場でした。

利用してみて気づいた注意ポイントも併せてご紹介します。

このページを見れば、事前に確認しておくことを全て把握できると思いますので、ぜひご覧ください。

(2022年夏、リピート(バンガロー利用)してきたので追記)

基本情報

神流恐竜センターに隣接する恐竜王国箱田民キャンプ場は、2019~2020年でリニューアルしています。

2019年5月1日にバンガローB棟、バーベキュー棟が新築

2020年12月にテントサイトに電源新設

このキャンプ場のポイントは、春・秋は風が強いという点です。

ペグをしっかり打っても吹き飛ばされそうな突風が吹くこともありました。

ただ、夏は風が強いことがあまりないそうです(管理人さん談)

また、2022年夏、川へ降りる道の工事が完了しています。

道幅の広いスロープなのでアウトドアワゴンで降りていけます。

着替え、簡易テント、浮き輪などの荷運びが可能です。

場所

東京からは練馬インターから休憩なしで約2時間ほどの場所です。

混雑・休憩を入れながら、ゆっくり行くと3時間程度になります。

公共の交通機関で行く場合

ほとんどのは車だと思いますが、公共の交通機関の場合は乗り継ぎが必要です。

  1. 電車:群馬藤岡駅または新町駅
  2. バス:日本中央バス奥多野線「上野村ふれあい館」もしくは「しおじの湯」行に乗車

「恐竜センター」で下車後、徒歩2分

※恐竜の足跡は違うルートです

プラン

予約プランの公式ページはこちらです。

概要

プラン区分価格
バンガローA棟(8名)平日\8,000
休前日\10,000
バンガローB棟(6名)平日\13,000
休前日\16,000
ファミリーサイト(6区画)1区画\3,000
電源\1,000
ソロサイト(4区画)1区画\2,000
電源無料
貸し切りBBQピット宿泊\1,000
日帰り\3,000

予約

予約方法は2種類あります。

毎年WEBページで電話予約開始日が発表され、予約開始後は電話がつながらないことも多いです。

人気はバンガローなので、予約開始後に電話がつながらなくても、キャンプサイトは比較的、予約が取りやすいです。

施設情報

キャンパー目線で、利用してみた感想を加えながら、各施設を紹介していきます。

受付

電話予約も恐竜センターであるように、受付も恐竜センターです。

テントサイトで電源を利用する際は、ここで電源利用料を申請・支払をします。

受付で支払いをすると、チケットをくれるので、チケットを持って車でキャンプ場まで移動します。

14時チェックインに対し、13時くらいに恐竜センターへ行っても受付可能ですが、テントなどの設営は14時からです。

それまでの間、キャンプ場の駐車場で待機も可能です。

駐車場

キャンプ場横に駐車場があります。恐竜センターに駐車するわけではありません。

バンガローA棟は、キャンプ場入り口付近にあるため、バンガローの目の前に駐車可能です。

駐車場からテントサイトまでは、近い場所で50m弱。

川側(駐車場から一番遠いテントサイト)までは100m以上あります。

テントサイト目の前にある管理棟にいくと、キャンピングワゴンを貸してくれるので、駐車場からの荷下ろしは便利です。

テントサイト

テントサイトは横長になっていて、一番小さいサイトで13m×7mほど。

筆者が利用したのは6番のテントサイトで、テントとタープを設営するには十分な広さでした。

テントサイトは砂利です。水はけが良いのですが、地面が柔らかい場所がありました。

川沿いで風も強く、18㎝のペグでは簡単に外れてしまい、28㎝のペグであれば、外れることはありませんでした

印象的だったのが四方八方から突風が来ることです(5月利用時)。

強風でも方向性があれば問題ないのですが、風が強い日は要注意です。タープを張らないことも想定していくことをおすすめします。

一方で、7月末に利用した時には風の強さは全く感じませんでした。

トイレ

トイレは洋式と和式が1つずつで、とても綺麗ですが、温水便座ではありません。

洗面が2台あります。

BBQ棟(炊事場)

BBQ棟には、共有炊事区画と貸し切りBBQ区画があります。

共有炊事区画には調理台と大型シンクが2台ずつあり、さらに共同かまども利用できます。

とても広々としていて、スポンジやたわしが設置されています。

残念ですが、お湯は出ません。

花火もできる

炊事場の前は、薪を乾燥させるための場所の前に小さな広場があります。

22時から花火開始とかは禁止ですが、20時くらいであれば花火OKとのことでした。

花火を捨てる缶もあります。

シャワー

シャワールームは、テントサイトを利用していれば、いつでも使用可能です。

洗面台付きで、温水が出ます。

ごみステーション

炊事場の生ごみは、袋にまとめてごみステーションへ捨てることになっています。

灰もこちらに捨てることになります(賛否両論あると思いますが、喫煙所が2か所あります)。

イノシシがゴミを漁りに来る可能性もあるようです。

バンガローA棟

和風の12畳(定員:2段ベット×2+畳の部屋で8名)の広々とした部屋で全棟リバービューが特徴です。

トイレ・風呂・炊事家電・食器・調理器具に加えて、夏は扇風機・冬はファンヒーターがあります。

冷房はありませんが、風通しが良く、7月末でしたが朝方は寒いくらいでした。

バンガローA等の前はバーベキュー可能です。

シャワーの利用

シャワー、ドライヤーの設備はありますが、石鹸類のアメニティは無いので持参もしくは売店で購入しましょう。

バンガローB棟

2019年に新築されたログハウス風でエアコンがついています。A棟と同じく、テラスからはリバービューです。

A棟に比べ浴室が小さく、シャワールームになります。

A棟前はバーベキュー可能ですが、B棟前はできないので注意が必要です。

スタッフ

スタッフさんは、もの凄く話しやすく、良い人でした。人見知りの筆者ですが、メッチャ好感が持てました。

スタッフさんがいる、16:30までにできること、いなくなったらできないことは下記のとおりです。

  • 売店の利用は16:30まで
  • 薪は、管理人さんが帰った後も購入可能(購入用のメモ用紙があり、翌日精算)
  • 緊急連絡先は神流町の役場
  • 緊急で帰る場合は、キャンプサイトに入るとき管理棟でもらう黒いバインダーを返せばOK

チェックアウトは10時が原則ですが、テントサイトは撤収を考え、柔軟に対応してくれるそうです。

売店

管理棟には売店がありますが、最小限のラインナップといった感じです。

食品はカップラーメンくらい、ガスや軍手、虫よけやライター、ロープなどがあります。

杉の薪1束・ナラの高品質な炭2Kgはそれぞれ500円です。

焚き付け用の薪が無料となっていて、良心的です。

ロックアイスは売っておらず、車で6分程度の「道の駅うえの」にはロックアイスが売っていました。

レンタルも充実していて、テント・タープ・グリル・チェア・寝袋・テーブルなどが借りられます。

神流町恐竜センター

群馬県多野郡中里村(当時)で、日本で初めて恐竜の足跡が発見され、村は恐竜で村おこしを始めた経緯があります。

群馬県で有名なのは2か所です。

  • 神流町恐竜センター:恐竜の化石中心の展示。
  • 群馬県立自然史博物館:恐竜は一部。化石もあるがレプリカ中心。

恐竜センターは本物の化石・実物大の展示が非常に多く、発掘体験のコーナーがあり、恐竜好きの次男(4歳)は大興奮でした。

10歳の長男にとっては、恐竜の展示数は少ないですが、ティラノサウルス(動刻)のある自然史博物館の方がテンションが上がったようです。

群馬県立自然史博物館をレビュー!ここでしか見ることができない恐竜?! こんな疑問にお答えします。 本レビューでは、きっと皆さんが知りたいと思われる公式Webページに記載のない情報を中心...

川遊び

恐竜センター横にある「せせらぎ街道」から川に降りることができます。

遊漁券を購入された方が「あゆ釣り」をしています。(川は超綺麗)

降りて右(川の上流)へ向かうと、キャンプ場前の川につながっています。

キャンプ場前の川は、子どもの膝から腰くらいの水深で、浮き輪やゴーグルを使って泳ぐことができます。(ライフジャケット必須)

周辺施設

周辺施設に行くには車が必要ですが、車さえあれば、あまり不便しませんでした。

食材の買い出し

キャンプ場近くには食材を調達できるところが少ないので事前に準備していくのも良いですが、時間の調整さえできれば、地元の食材を購入することもできます。

道の駅うえの 車で6分

公式WEBページにもありますが、売店は9:00~18:30で、ブランド肉の「いのぶた」や地元で採れた新鮮な野菜が豊富です。

名物「十石みそ」を使用したチーズの様な濃厚な味わいの十石みそソフトクリームが名物です。ソフトクリームは午前10時販売開始です。

階段を下りて川辺へ降りて遊ぶことができます。空がメッチャ綺麗です。

基本、浅瀬で、5歳児でも膝くらいの場所が多いです。魚は見えますが、網で捕まえられる感じはしません。

石で水切りとか、釣り・バーベキューをする感じです。カブトムシの幼虫(2匹)も500円でした。

(2022年7月末はカブトムシの幼虫はいませんでした)

JAマート

営業時間は8:30~18:30(定休日は火曜日)、上野村乙父891にあるJAマートは十石味噌の製造工場に隣接し、村の直営工場で製造するキノコ類が豊富です。

バーベキューの材料もそろっています。

川の駅上野・上野村ふれあい館

群馬県多野郡上野村大字楢原316-1にある川の駅は、野外劇場と名付けられた大階段から、遊歩道を通って神流川へも下り、川遊びができます。

浅いところもありますが、基本、水深は深く、30㎝級の魚(天然)が目前を泳いでいます。

ここでも子どもたちは水着・浮き輪を使って川遊びできます。

キャンプ場前の川が濁っていても、こちらは綺麗なことがあります。

道の駅の駐車場脇から車で河原まで降りられますが、片側1車線なので要注意です。

夏季には限定で鮎塩焼きが食べられ、名物の十穀米みそやイノブタなど、食材の買い出しもできます。

コーヒーやソフトクリームもあるので、小休憩にも使えます。

さらに、子どもが遊べる森っこや電動レンタサイクル、ロードバイク用のディスプレイスタンドもあります。

ただ、要注意ポイントが道の駅うえのと同じく定休日が火曜日という点です。

最寄りのコンビニ

はこだたみキャンプ場の要注意ポイントは、近くにコンビニがないという点です。

東京から関越自動車道で向かうと、最後のコンビニは小鹿野町になります。

必要なものは揃えたうえでキャンプ場へ行きましょう。

ローソン 小鹿野飯田店

はこだたみキャンプ場から299号のみで車で約40分です。

ナビには「〒368-0111 埼玉県秩父郡小鹿野町飯田362-2」を入れましょう。

セブン-イレブン 埼玉小鹿野店

ローソン小鹿野飯田店との距離は約5km(10分弱)です。同じく299号沿いなので、利便性はどちらも同じです。

ナビには「〒368-0101 埼玉県秩父郡小鹿野町下小鹿野1165」を入れましょう。

温泉

バンガロー・テントサイトのどちらの利用もシャワーは利用できますが、キャンプに行ったら温泉にも寄りたいですよね。

ヴィラせせらぎ

はこだたみキャンプ場から車で5分の場所にあるヴィラせせらぎの公式ページはこちら

泉質は弱アルカリの「ナトリウム-塩化物冷鉱泉」(美肌の湯)で、主な効能は神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・冷え性・疲労回復。

残念ながら、現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、日帰り入浴は休業ですが、通常の利用は下記のとおりです。

利用時間12:00~20:00(19:30受付終了)※
通常料金大人 600円/小人 400円/村民300円

※月・木のみ15:00〜20:00

浜平温泉・しおじの湯

はこだたみキャンプ場から約20分かかりますが、日帰り入浴が営業している浜平温泉・しおじの湯の公式ページはこちらです。

泉質は弱酸性低張性冷鉱泉で、効能は病後回復期・疲労回復・健康増進です。

利用時間営業時間:午前11時から午後8時まで
通常料金大人 600円/小人 400円

火曜日が定休日です。

まとめ:キャンプ場の様子

こじんまりとしていますが、ファミリー利用が多く、子どもが走り回り、非常ににぎやかなキャンプ場でした。

キャンプ場で初めて出会った家族が、子どもを通じて一緒に花火をしたり、虫取りをしたりと、交流で輪が広がる距離感のテントサイトです。

一方で、山の天気なので急変・突風の可能性があります。春の5月でも最低気温は1桁台です

天気(雨風)・気温(寒い)の理由からバンガローが人気だと思います。

テントサイトを利用する際は、特にペグや防寒について、しっかり準備をしていった方が良いと思います。

少し宣伝です。

今回のキャンプで導入したクーラーボックススタンドは、激安の上にベンチとしても使えて超便利でした(そもそも椅子ですが…)。

コールマンのジャグ台1個4,000円以上するのに、こちらは2個置けるのに4,000円未満。

さらに、しっくりくる椅子を探し続けてようやく出会ったコールマンのコンパクトフォールディングチェアは、椅子の張り・安定感・超軽量と3拍子です。

※特に椅子は、アルペンなどで試乗してから購入しましょう

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