一条工務店の進化系

エアコンの除湿量が凄すぎる!全館冷房の排水対策

除湿 エアコン 冷房 ドレン DIY

追記:2019年7月28日

2019年の梅雨は長く、7月下旬になっても雨の日が続いていますが、自宅室内の湿度は何%でしょうか?

高気密高断熱住宅になると、エアコンの空気が外に逃げないので、エアコンを適切に稼働させ、しっかり除湿できると非常に快適に過ごせます。

2019年7月20日 食事も風呂も入った後:21時現在(東京)

温度相対湿度絶対湿度
室内25℃47%10.82g
28℃48%13.05g

相対湿度はほぼ同じですが、絶対湿度をみるとしっかり除湿できていることがわかると思います。

しかし一方でこれだけしっかり除湿すると、室外に排出される除湿された水の量30ℓ/日にもなります。

1日で30リットルもの排水を、室外のドレン管下で水を処理できない場合の対策方法についてご紹介します。

  • コンクリートを敷いてしまった
  • 土地が水はけが悪い

除湿された水の排水方法

我が家は都内の二世帯住宅です。

3階と1階でエアコンによる全館冷房(全館除湿)をしており、排水をするドレン管は基礎内でドッキングし、一か所から排水されております。

すると、1台の全館除湿で20~40ℓ/日を排水(除湿)するので、我が家の場合は1本のドレン管から40~80ℓ/日の排水が想定されます。

加えてドレン管が駐車場にあったため、コンクリートをひいており、排水された水は地面に吸収されません。

ドレン管 全館冷房 除湿 DIY

そのため、ドレン管から雨水升へ排水が流れるようにDIYをしてみました。

この記事では以下の内容をご紹介します

  • DIYに必要だった材料
  • DIYの手順・注意点
  • DIYしなくても良い方法

DIY!除湿された水をドレン管から雨水升へ流す

DIYをした結果はこちらです。

ドレン管 排水 DIY ドレントラップ

<手順>

  1. 一条工務店が設置したドレン管を一部カット(ボンドで接着されていたため)
  2. 90度曲げ継手を設置
  3. 配管を伸ばす途中にドレントラップ(横引き用)をかませる
  4. 雨水升の一部に穴をあける
  5. ドレントラップにつなげる

項目別にもう少し詳細をご紹介します。

①ドレン管の一部カット

継ぎ手を外そうとしましたがボンドで止められているため、外すことだけでなく、向きを変えることも困難です。

おそらくドレン管は少し出せるように余裕をもって施工されているので、切断しても室外にドレン管は残るはずです。

ちなみに我が家の塩ビ管の種類(太さの規格)は「VP16」でした。

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②曲げ継手

切断した塩ビ管(VP16)に継ぎ手をはめ、角度を横に設置します。

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③配管を伸ばす途中にドレントラップ(横引き用)

雨水をたどって害虫が遡上しないように、そして、配管からの匂いが室内に逆流しないように、ドレントラップ(害虫用・防臭用)を設置します。

問題は、この商品はVP25かVP40しか種類がありません。

我が家の塩ビ管はVP16。ということで、径違いソケットでドッキングです。

ドレントラップ ドレン管 DIY 除湿 排水 全館冷房

説明書には7度以上の勾配はとらないように、という注意事項が記載されています。

ドレントラップ ドレン管 DIY  全館冷房 除湿 排水 塩ビ管

④雨水升の一部に穴

これは完全に自己責任です。雨水升は四角ですが、塩ビ管の筒の中に降りているだけです。

ドレントラップに適合するのがVP25(外径32mm)。

ドレントラップから勾配をとるため、できるだけ下に、少し角度をつけて、念のため33mmの穴をあけました(結果、32mmの穴でも良かったです)。ほぼピッタリです。

一方、下すぎると穴よりも穴あけの外径が大きいため、コンクリートに当たり、かなり大きな音が出てしまいますので、注意が必要です。

DIY ドレン管 雨水升 除湿 排水

⑤ドレントラップと繋げる

ここまでくれば、ほぼ終わりですが、勾配の影響で、すべての塩ビ管が一直線上にないと、微妙に漏れます

塩ビ管のつなぎ目はほぼピッタリのため、かなり厳しいですが、補修用Oリングで悪あがきしました。

リングの太さが1㎜というのは、近くのホームセンターでは売っておらず、Amazonさんを頼りました。

ドレン管 雨水升 DIY 全館冷房 除湿

追記:2019年7月28日

どうしても塩ビ管の微妙な隙間から少しだけ水が漏れてしまいます。

業者からすると当然ですが、塩ビ管の継ぎ目は専用のボンドで漏水対策をします。

後のメンテナンス性よりも漏水の方が極めて重要だからです。

しかしそこは素人。室外であることとメンテナンスを考え、できる限りのことをやってみました。

対策として、漏水対策用のシールテープを5回くらい巻いてから結合。

そして、結合した外側にも念のためシールテープを施工。

加えて気持ちだけ、漏水対策テープも施工。

漏水 除湿 diy 塩ビ管 全館冷房漏水 除湿 diy 塩ビ管 全館冷房

数時間後の漏水は見られませんが、また進展があればご報告します。

DIYの注意点・問題点

DIYをしなくても良いきっかけはいくつかありました。

  • 家の設計時
  • 駐車場の計画時

そして、いくつか試してきたこともあります。

  • ホースでの排水
  • ドレンホースでの排水

どちらも散水栓の中で、排水を大地に吸収させようとしましたが、トンデモナイ除湿量であったため吸収しきってくれませんでした。(水はけが悪い土地だからかもしれない)

また、ホースの置き方によっては水が逆流する可能性もあり、大量の除湿がされた場合、スムーズに全て排水できない可能性もあります。

散水栓 DIY 除湿 全館冷房 塩ビ管

今回のDIYについてエアコン業者に伝えたところ、反対されました。

エアコン業者
エアコン業者
排水管の匂いが室内に逆流する可能性があるのでやめたほうがイイですよ」

懸念点は指摘の通りですが、他の改善策の提案もなく、害虫に食料を上げ続けるわけにもいかないため、苦肉の策として「ドレントラップ」を施工しました。

除湿量が多すぎてトンデモないことに

全館冷房をするとトンデモナイ量の除湿ができることは容易に想像していましたが、排水のことまで頭が回っていませんでした。

駐車場を外構工事する際、筆者は「ドライテック」を非常に強く希望をしていました。

水害があった際や夏の非常に暑い日の蓄熱を考えていたのですが、一条工務店の外構業者はこういうのです。

外構業者
外構業者
「そんな普及していない、得体のしれない素材で効果があるとは思えませんね」

今考えると、ドライテックにしていれば、もしかしたら大地に排水を吸収させられたかもしれません。コンクリートにした選択が間違っていました。

また、我が家の周辺には野良猫も多く、糞の問題が出ることは確実でしたので、砂利の選択肢はありませんでした。

加えて、そもそも我が家の土地周辺は「」をメインとする害虫が常に多いです。コンクリートに排水された水に害虫がたかります

施工後の写真ですが、雨が降っていないにもかかわらずビシャビシャです。

この濡れた水は、100%全て除湿で排出された水です。

ドレン管 除湿 全館冷房 DIY 

このような状況から、いくつか対策をしたもののうまくいかず、結果、ドレン管と雨水升をドッキングするDIYを実施しました。

一条工務店にも相談しましたが、対策ができない理由ばかり言ってくるので、「できない理由ではなく、できる条件を考えてほしい」と言いました。

その結果、建築時に契約した外構業者に繋いでいただいただけでした。

その結果、外構業者は「一条工務店の雨水升は四角いからできない」ということでした。

まとめ

いかがだったでしょうか。

やらないに越したことはないDIYですので、設計中のあなたは、ぜひ配管ルートの確認と対策を実施してください。

すでにエアコンからの排水が多い方は、できるだけ近くの地面に吸収させましょう。

それができない場合、苦肉の策としてDIYをしてみるのも選択肢の一つかもしれません。