一条工務店の家は高気密高断熱住宅だけれど、カビは発生するのかな???
もしカビが生えてしまったら掃除が大変…
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 一条工務店に1年以上住んでみて、カビが発生した場所
- 簡単カビ取り術のご紹介
洗剤を使わずツルンと取れるカビ取り術でカビが怖くなくなります。
一条工務店の家はカビが発生するのか?!
一言でいうと、高気密高断熱住宅であっても、生活している以上、カビは必ず発生します。
- どんな窓でも外気と室内湿度によって結露する可能性は十分にある
- どんなに換気しても風呂場だけをカラカラにまではできない
我が家は冬に入居しましたが、2カ月でカビました(原因は結露)。カビる場所は主に3点です。
- 窓のサッシ(結露水を外に流すための溝
- 窓のフチ
- お風呂
重要なのは2点です。
- 可能な限りカビが生えないように対策をする
- カビが生えても簡単・キレイに掃除する方法を身につける
でも、可能な限りカビが生えないように対策をするには、多大な労力が必要です。
- 毎日の窓ふき
- サッシのチェック
- 入浴後の拭き上げ
ズボラなワタシには無理です…
そんなとき、1か月に1度でもいいので、カビが生えても、洗剤も使わず簡単・キレイにする方法を身につけておけば、ズボラな筆者でも対応できるワケです!
カビの悪影響
カビは空気中のどこにでも浮遊していますが、湿度とエサ(ごみなど)があると急激に繁殖して人間の目にも見えるようになります。
このカビが体内に入ったり、乾燥して空気中に多く飛散して吸い込んでしまったりしたときに、健康に悪影響を及ぼします。
- アレルギー
- 気管支肺アスペルギルス症
- 水虫
- シックハウス症候群
一条工務店を検討しているあなたは、ヒートショックなどに気を付けている健康に意識していると思いますが、カビはどんなハウスメーカーを選んでも避けられません。一条工務店だからカビるわけでもないのです。
超簡単!カビ取り術
カビには生える環境(湿度とエサ)が必要ですが、逆に言えば生えない環境もあるのです。それが、高温の環境なのです。カビ掃除に洗剤は不要です。
カビは60℃の熱湯を90秒以上かけると死滅する
一条工務店の給湯器は、60℃まで温度設定が可能です。これは給湯器メーカーがカビの死滅温度を知っているために設定したのではないかと思います。
特に風呂場はコレを知っておくだけで超簡単にカビ対処ができます。例えば毎週1日、入浴後に60℃で風呂周りにシャワーをかければカビは生えないのです!!
ズボラすぎて数か月放置してできたカビですが、準備も含め5分でこの通りです。
窓周りのカビ取り術
窓の場合もお風呂と同様、60℃の熱湯をかければいいだけなのですが、シャワーが届かず、カビが生える場所が狭い(サッシレール等)という問題があります。
筆者が選んだのはダイソーの2つの商品
- 少量が出るノズル調整可能の先端
- 60度の熱でも溶けず、持っても熱くない厚み容器
パッキンがないので水漏れするため、ちゃんとしたの(安い容器)を購入したほうが良いです。
筆者は水温を測れる温度計がないため、風呂掃除をして60℃を出したシャワーを入れて、風呂掃除後に一目散に窓サッシへ行きます。水温計があれば、ポットにお湯を沸かして水で薄めれば楽です。
100円均一×2個の道具とお湯で、窓サッシのレールもこの通り。
掃除前↓
掃除後↓
必要なのは狭い部分に届く「綿棒」や「爪楊枝+ティッシュ」、オーバースペックですが「激落ちくん」と、使い終わった道具を捨てるビニール袋くらいです。
まとめ
簡単すぎて拍子抜けするかもしれませんが、カビ取り効果は絶大です。
- 日々の努力をせずに1か月に1度のメンテナンスで対策・対処が可能
- 60℃のシャワーを90秒かけて、ふき取るだけ
- 洗剤やゴシゴシは不要
もちろんカビは生やさないことが大事です。一条工務店の「高気密高断熱住宅」の性能とサーキュレーターを活用した浴室の乾燥方法も重要な対策です。