子育て

子育てに英語の早期教育は不要!それよりも大事なことは…

子供の将来を考えたときに、役に立つ習い事やスキルを身につけさせてあげたいという思いはありませんか?

そんなとき「英語」はグローバル社会になっていく時代に確実に役に立つスキルです。

しかし習い事をたくさんさせすぎると、子どもの時間も大人の時間も、そしてお金もどんどん無くなっていきます。また、習い事をさせても失敗したという例も多く聞こえてきます。

では本当に英語は早期教育することで確実に身につくのでしょうか?

答えはNO!です。

なぜなら私の職場で働いている英語ができる人は、皆、英語を早期教育で学んだ人ではないからです。

この記事では、英語ができる人たちへの聞き込みの結果と、自分の子供への実践を通して知った英語教育のポイントをご紹介します。

英語の早期教育

結論からいうと、英語の早期教育はムダな時間とムダなお金を使う可能性が高いです。

なぜなら早期教育の成功のカギは「子どもの興味」にあるからです。

例えば、電車が好きな子は駅名や電車の種類、路線図を覚えるように、あなたの子が「英語」に対して同様の興味を持つのであれば、ぜひお金をかけてでもやらせたほうがイイです。絶対に伸びます。

もちろん親の工夫で本人の興味を引き出せることもあるでしょう。もしそれができるのであれば英語を伸ばしてあげることができるかもしれませんが、子どもが2人、3人いる場合に、そこまで一人一人に向き合う時間は厳しくありませんか?

子どもの興味に対してやってあげられることはあっても、子どもの興味自体を導いたり発掘するほど時間・精神的余裕はないのではないでしょうか。

そんな時、例えば、外で遊びたい子どもにおままごとを一生懸命遊ばせたつもりでも、子どもはそれによって、あまり成長はしないのです。

その中から人間関係や作り物をする喜びなどは薄く、仕方なくやったという感覚しか残りません。

では英語の材料を渡してみたものの、子どもが興味を持たなかったらどうすればよいでしょうか

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英語ができる職場の人に話を聞いてみた

筆者の周りには仕事で英語を使う人が多いので、どうやって英語を学んだのか聞いてみました。

すると、予想外にも、ほぼ同じ答えが返ってきました。

仕事で必要だから。

日々、英語を使っていますし、海外出張も行きますが、その英語力は早期教育ではなく、仕事で使わざるを得なくて使えるようになったケースが圧倒的に多かったのです。

英語を使う様子を見ても、ネイティブ並みではないのは明白ですが、コミュニケーションはしっかりとれています。

大切なのは伝えたいことが伝わるかどうか

筆者のように、英語を仕事で使うにはネイティブ並みのイントネーションが必要で、自分には無理だ、と諦めてしまう場合もあるかもしれません。

しかし、現実は発音が重要なのではなく意思疎通することが重要だと考えると、ネイティブ並みの発音というのは、そこまで必須ではないため、早期教育で子どもにストレスを与えながらでもするべき習い事ではないのです。

もちろん子どものころに英語を習わせない=大人になって英語ができるわけではありません。しかし、子どもが興味をあることに集中し、取り組み、成功し、自己肯定感を持つことで、大人になった時に習得できる技術の方が大きいのです。

学生時代にどんなにバイトをして小銭を稼いでも、学生としてしっかり勉強し、知識や考え方、資格を習得したほうが、社会人になってから成功が早く、結果的に人生の総収入は増える、ということに似ています。

これらを踏まえて筆者は絶対的に「仕事をすることで英語を身に着けること」をオススメします。

英語ができることのマイナス点

英語を使う目的

親として一番に思うのは、子どもが一人前の社会人になって、自分で稼いで生活をできるようになってほしいということではないでしょうか。

実は、極めて英語力の高い人は、英語力を使って仕事をしようとします。しかし仕事というのは英語だけできればよいのではなく、空気を読んだり、人間性であったり、企画力・提案力であったり…その他の色々な要素があって成功するものです。

英語が話せて成功するなら、日本語を話せる日本人は日本の中では全員成功するかというとそうではないことからも理解していただけると思います。

仕事で必要なスキル

人事として面接をしていると、「英語を使った仕事をしたい」ということが目的となっていて、「英語を使って何をしたいのか」がすっぽり抜けていることが多いのです。

人事をしていて思うことは、社会人には2つ以上の得意分野が必要だと感じています。

  • システムエンジニアであれば、開発と運用
  • 営業であれば企画力と対話力
  • 事務であれば人事と経理

英語を使って何をするか

英語を使って他言語の人とコミュニケーションをとり、文化を知り…という知識欲は否定しませんが、多くの人は生きていくために仕事が必要です。

  • 法務+英語
  • 駅員+英語
  • 営業+英語
  • コンサル+英語

例は星の数ほどありますが、どの仕事も一人でできるものではありません。英語はコミュニケーションのツールであって、語学の巧拙と人間性は別物です。

まとめ

ここまでご紹介してきたことをまとめると、2点に要約できます。

  • 子どもが力を伸ばすのは「本人の興味」。もし英語に興味を示さないのであれば、興味のあることを伸ばすほうが100倍重要
  • 英語は、社会人になって必要であれば身につく(ネイティブ並みは不要)で、ビジネスで使えればよい)

最後に…あと10年後にはAIや同時通訳翻訳システムが確立し、英語を話す必要がなくなっているかもしれませんね…そうなると、やはり子どもには、その子が興味を持ったことを伸ばしてあげる方が重要だと思います。