星の数ほどおもちゃがある中で、どんなおもちゃを買ったらよいのだろう…せっかくだから子どもの創造力を伸ばしたいな。
こんな悩みを解決します。積み木は1840年世界初の幼稚園を創設したフリードリッヒ・W・フレーベルが考案した、子育ての原点のようなおもちゃです。
歴史が長いのは成功の証拠です。子どもの成長は適正期があり、「創造力」と「想像力」が伸びるのは6歳くらいまでです。
我が子は人の言うことをしっかりこなすだけの大人になってほしいのか、自分で考えて自分の考えたことを実現することができる大人になってほしいのかを考えると、適正期に「創造力」と「想像力」を伸ばしてあげたいですよね。
大人になってから「創造力」と「想像力」を矯正するのは大変な作業です。親ならば、せめて子どもには天井を作らず伸びてほしいと思います。
この記事では、遊びを通して成長できる積み木の選ぶポイントについてご紹介します。
積み木の形が重要
つみきは丸や三角、色がついた商品がたくさん出ていますが、積み木の目的を整理しましょう。
- 指先を使って脳が刺激される
- 頭の中に思い描いたモノを具現化させる
- 「つみあげられた」などの達成感を感じる
- 工夫して「モノづくり」をする楽しさを知る
- 集中力を身につける
積み木一つをとっても様々な効果があり、年齢によっても違う遊びができるので、長く使えるおもちゃの一つです。
この目的を達成するために、実は3つ重要なコトがあるんです。
積み木の形が必要
丸や三角、台形など、様々な形状がある積み木も売られていますが、実はこれらはオススメしません。なぜなら、三角の上に四角い積み木を重ねられないからです。つまり、そこで創造力がストップしてしまうんです。
つまり積み木は四角い形状のみの商品にする!です。
四角い形状といっても、立方体(正四角形の積み木)と直方体(横長の積み木)の2種類あります。積み木は2種類を上手く組み合わせて作られているのでご紹介します。
- 直方体(横長の積み木)を横に2枚重ねると、立方体(正四角形の積み木)と同じ長さになる
- 直方体(横長の積み木)の横の長さは、立方体(正四角形の積み木)の2倍の長さになる
分かりやすく写真を撮って見ました。A×2=B、B×2=Aというように、2つ重ねると、もう一方とピッタリの長さになります。
子どもが積み木を積みやすくなっているだけでなく、子ども自身がこの法則に気づくことも成長の一つです。
ちなみに、面取り(角がやすりで丸めてある)してあるほうが良いかというと、大きな差はありません。投げるおもちゃではないですし、積み上げられたときにピッタリ綺麗に見えるのは面取りされていない積み木です。
一方、0・1歳児は特に口に入れます(舐めます)ので、衛生面は注意が必要です。遊び終わった後はしっかりふき取りましょう。
積み木の素材
おもちゃは木が良いという先入観が根強いですが、木にこだわる必要はありません。子どもにとっては様々な素材、食感に触れ、世界を広げることが重要です。
一方で、積み木に関しては1個の重量がないと支えあえない時もあるので、ある程度の重量が必要であることを考えると、積み木に関しては木が望ましいでしょう。
色の種類
カラフルの方が子どもにとっては刺激的で「色を覚える」という意味では色がついていたほうが良いように思われますが、「創造力」と「想像力」を伸ばすためには色はない方が良いです。
色を付けてしまうと、色で固定観念が生まれてしまうので、その色の積み木がないと創れないというように遊び(思考)がストップしてしまいます。
例えばこれを見て、あなたは何の動物に見えますか?キリン、シマウマ、ウマ…いろいろあると思いますが、もしこれを黄色で作ったらシマウマの選択肢がなくなってしまいますし、途中で黄色の積み木が足りなくなれば、キリン作りは終了です。
「創造力」と「想像力」を伸ばすためには、積み木は1色(木の色)が良い
子どもは色なんかついていなくても、積み木を色々なものに見立てて遊べるので色は不要です。色は、食事でもほかの遊びでも覚えられます。
おもちゃが子どもに与える影響
子どもは「遊び」で成長していきますが、この遊びの中でおもちゃは非常に重要な存在です。
おもちゃにも良い・悪いがあり、悪いおもちゃで育った子は言われたことしかできない大人になってしまう可能性があります。
子どもの工夫次第で色々な遊び方ができるおもちゃが良いおもちゃであって、大人の意図した遊び方しかできないおもちゃが悪いおもちゃなんです。
良いおもちゃの例
- つみき
- ボール
- おままごと
- おえかき
こういう遊びは、子どもの工夫次第で無限の広がりがあります。子育てする親として痛いほど理解できるのですが、テレビやテレビゲームは受動的で自分で考えません。
テレビがないと家事が出来ないときもあります。それは否定しません。ただ…
せめて一緒に遊ぶときは広がりのあるおもちゃで遊びたいですよね。
おすすめの積み木
これまで紹介していた通り、計算された形状の積み木を選ぶと、子どもは無限に遊びます。
- 形状は四角(丸や三角は不要)
- 色は一色(木)
- 素材は木
ただ、木のおもちゃって高価なものばかりで、正統派の積み木が非常に見つかりにくいので、特徴ごとにご紹介します。
ザ・正統派で、値段が高いのですが、45mm基尺ブロックで1歳児からでも使え、数も十分入っているので、年齢を重ねても長く遊べるのは日本製 白木の積み木です。
(2024/12/06 11:50:52時点 楽天市場調べ-詳細)
こちらも値段が非常に高いのですが、子どもの「創造力」「創造力」を非常に意図して作られている子ども用おもちゃ専門店「童具館」の積み木 waku-block WAKU-BLOCK45HO ワクブロックも一生モノです。
(2024/12/06 11:50:52時点 楽天市場調べ-詳細)
我が家が購入したのは山のくじら舎 基本つみき。名入れ・面取り・飲み込めない大きさなどに配慮した、どちらかというと2歳くらいまでを想定した積み木です(我が家では6歳でも遊んでいますが)。
値段が高すぎるよ!!という場合にオススメなのが、からからつみきです。超有名保育園でも次々と導入しているつみきで、立方体はないものの、とにかくたくさん高く積み上げるという集中力と達成感に特化した積み木です。
ただ…
この値段では買わない!!
そんなあなたにオススメなのはDIYです。
ホームセンターに行けば、残るは面取り(角のやすりがけ)のみです。
自分でDIY
ここからは説明が雑になりますが、それだけ簡単で、圧倒的にコスパが良い方法はホームセンターで作ることです。
- ホームセンターに行って材料を買う
- 指定した大きさに切ってもらう
- 家に帰って最後は面取り
かならず購入した材料のカットサービス(有料)してもらえるホームセンターを選びましょう。中には「そんなに細かく切れないよ…」というお店もあると思うので、材料購入前に必ず声をかけましょう。
カインズホームはメールやFAXで事前確認ができるので安心です。
サイズ
カットする大きさはコレで決まりです。また、遊ぶには最低限の個数も必要ですので、材料の大きさに注意しましょう。
- 45×22.5×90ミリ(80個)
- 45×45×45ミリ(20個)
45×22.5×90ミリ | 80個 | 厚さ22.5mm、縦900mm×横360mm |
45×45×45ミリ | 20個 | 厚さ45mm、縦225mm×横180mm |
材料はamazonでヒノキ900mm×85mmの5枚セット(つまり900mm×425mm)で3,000円弱なので、加工代を入れても、買うよりは安いです。
材質
木材の種類は、ブナかヒノキがオススメです。
- ブナは変形しにくく、湿度にも強い
- ヒノキは丈夫で加工しやすい
- 年齢を重ねても長く遊べるの日本製 白木の積み木
- 子ども用おもちゃ専門店「童具館」の積み木 ワクブロック
- 名入れ・面取り・飲み込めない大きさなどに配慮した山のくじら舎 基本つみき
- 超有名保育園でも導入している集中力と達成感に特化したからからつみき
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