今の給料じゃ将来が見えない…どうやって年収・待遇をあげればいいんだろう…
今日はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- ランキング除外商品と理由を全て晒す
- ランキング審査基準を全て晒す
- 客観的審査基準によるランキング公開
本記事の信頼性
他サイトのランキングは、利用者目線や転職エージェント経験者の一方的な目線のランキングです。
本ランキングでは、3つの視点で審査基準から除外商品まで、全てを公開します。
- 採用する側の人事担当として候補者を見る目線
- 採用する側の人事担当として転職エージェントの担当者を見る目線
- 転職エージェントを利用してきた利用者目線
転職エージェント ランキングの対象
本ランキングでは、転職サイト・スカウト型のサービスは全て除外します。
20代後半~40代こそ転職を利用し、キャリアを飛躍的にアップできるタイミングです。
ただ、一歩間違うとキャリアダウンにもなりかねません。
このタイミングでキャリアを積み上げるためには転職エージェントが最も効果的です。
本ランキングでは、信頼性確保のためランキングから除外する理由も全て公開します。
転職サイト・スカウトは除外
転職サイトも転職エージェントも利用者は無料です。その理由は、採用する企業が支払っているからです。
採用もコスト。企業は、お金をかけていい人材が欲しい一方で、無駄なお金はかけたくありません。
転職サイト
1人当たりの採用コストを抑える手法。人材にお金を割きたくない企業が利用。
実は、転職サイトの費用は、転職エージェントに比べて安いんです。
つまり、転職サイトは人材にお金をかけたくない・かけられない企業が多く参入しています。
20代後半では、それまでに培ってきたスキルを武器に、年収をはじめとする待遇を上げるタイミングです。
人材にお金をかけない企業は給料が低いです。(見た目は高くても昇給や賞与で調整)
筆者の転職活動失敗は20代後半で転職サイトを使ったこと。結果、全く決まらず、転職エージェントに登録したらすぐに内定がでました。
このタイミングで転職サイトを使うとキャリアダウンする危険性があります。
スカウト型
スカウトに乗せられると失敗の危険。目先の待遇ではなく将来を見据えた戦略が重要。
スカウト型は、書類選考がなく、認められた気になって効率的に転職をできるような気がしますが、実は錯覚です。
認められる=今の自分で満足しがちです。20代後半~30代で成長を止めてはいけません。
中には、非常に高い給与で提示し、入社後の仕事が地獄のケースがあります。
例えば、入社初日、デスクには分厚いカタログ3冊。これで1,000万円/月の売り上げを上げてきて、みたいなことが実際にあります。
20代後半~40代までは、その後の人生を見据え、目先の利益ではなく、不景気になっても必要とされる人材になるため、まだまだ切磋琢磨が必要な時期です。
ハローワークは除外
ハローワークは企業が無料で採用できる斡旋所です。
つまり人材にお金をかけない・お金をかけられない組織が利用します。
組織とは人。優秀な人の確保が難しい今、人材にお金をかけない=ダメ組織と言っているようなものです。
ハローワークで良い求人がないのは、たまたまではなく必然です。
登録必須でないサイトは除外
企業は転職エージェントに求人を載せるのは無料です。採用が決まったら支払う完全成果報酬型です。
そのため、企業は同じ求人をリクルートにもパーソルキャリアにもマイナビにも同じ求人を載せに行きます。求人掲載は無料だからです。
ただ、依頼にも手間もかかるので、大手に依頼しがちです。
そのため、転職エージェントはたくさん登録する必要はありません。
転職エージェントは『大手×コンサルの質』で選ぶ。
除外した転職サービス一覧
大企業・有名ブランド、関係なく除外したので、全て公開します。
リクルート | リクナビNEXT |
---|---|
マイナビ | マイナビジョブ20’S |
ジェイエイシーリクルートメント | JACリクルートメント |
MS-Japan | MSAgent |
エン・ジャパン | エンエージェント |
Green | アトラエ |
キャリアデザインセンター | type転職 |
ビズリーチ | ビズリーチ |
転職エージェント ランキングの審査基準
3つの審査基準
- 求人数
- 業界の幅
- サイトの使いやすさ
ほとんどのサイトでは、全てのランキング審査基準を公開していません。
その結果、サイト運営者が自在に順位を操作できる客観性0のランキング記事ばかりが蔓延。
なので、ここでは転職サイトを選ぶ下記3つ審査基準を設け、客観性を重視、全て公開します。
求人数で比較
20代後半~40代は仕事の幅と経験を深める時期です。
そして将来を見据え、失敗できない時期でもあります。
そのため、求人数は絶対的に必要です。
各転職エージェントの提案求人数は大きく違います。
コンサルタントの質で比較
求人数(選択肢)が多いコトはもちろん、コンサルタントが企業の内情を知っていて、親身になってアドバイスしてくれることが重要です。
企業の人事担当だからこそ分かる各転職エージェントの社風、コンサルタントの質をもとに順位化しました。
転職エージェントは、利用しているだけでは分からない圧倒的な違いがあります。
業界の幅を比較
事務職の職種は両手で数えられる程度ですが、業種は多種多様です。
特定企業の志望動機を固めにくい反面、選べる業種の幅が広いというメリットがあります。
ただ、事務職を選ぶ人にオススメなのはガツガツした営利企業ではなく、本質的に利用者のためになるコトをしている非営利団体です。
当サイトでは非営利組織の求人数も順位化しています。
転職エージェントおすすめランキング
それでは、今ご紹介した審査基準をもとに、決定したランキングを見ていきましょう。
20代後半~40代の転職に最もおすすめの転職サイト下記のようになりました。
第1位「doda」
あまり知られていませんが、圧倒的No.1です。求人数も多いですが、それ以上にコンサルタントの質がダントツです。各コンサルタントが利益のためでなく、本当に転職者のために動いていることが見えます。今後筆者が転職活動する時には絶対に利用します。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
求人数(全体) | 約10万件 | 同率2位/3位 |
非公開求人数 | 約8万件 | 同率2位/3位 |
コンサルタントの質 | 本気で個別にキャリアを考えてくれる社風 | 1位/3位 |
フォロー体制 | 主担当が2~3名 | 1位/3位 |
特徴 | 診断ツールが豊富。診断結果が企業側にアピール材料として履歴書に添付されてくるようになった(2020年11月から)※ | |
総合評価 |
※性格に良い悪いはないので、特徴(こういうのに合ってます的)が記載されています。
企業からすると嬉しいサービス(リクルートは有料)なので、今後の求人数が増えると予想しています。
第2位「マイナビエージェント」
真面目なコンサルが多い中、強みは非営利組織の求人の多さです。ノルマに追われてガミガミ起こられている営業職員を横に事務をするよりは、理想を求めて頑張っている企画担当の隣で仕事をしていたいです。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
求人数(事務職) | 約11万件 | 同率2位 |
非公開求人数 | 約9万件 | 同率2位 |
コンサルタントの質 | 業界ごとに詳しいコンサルが多い | 2位 |
フォロー体制 | 主1名・副1名 | 2位 |
特徴 | 特に20代~30代前半の求人に強い | 2位 |
総合評価 |
第3位「リクルートエージェント」
圧倒的な求人数が強みです。一方でコンサルタントはドライに転職を決定させるために頑張ります。転職が正しい戦略・戦術になっているかは自分の判断。それでも紹介される求人数は圧倒的です。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
総求人数 | 約30万件 | 1位/3位 |
非公開求人数 | 約15万件 | 1位/3位 |
コンサルタントの質 | ノルマがきつすぎて転職させることが目的になるケースあり | 3位/3位 |
フォロー体制 | 主1名・副1名 | 3位/3位 |
特徴 | 意外と新規サービスは後手に回ることが多い | 3位/3位 |
総合評価 |
成功のカギは戦略的な転職活動
星の数ほどある転職エージェントから3社をランキングにしましたが、厳選した3社はセットで登録しておくことで、転職がうまくいく可能性が高まります。
doda:『転職者のため』という社風が強い。コンサルが親身。
マイナビエージェント:業界ごとに専門性が高く、非営利組織も多い
リクルートエージェント:圧倒的な求人数。他社は初回の求人案内後は紹介が減るのに、リクルートは無尽蔵。
どの転職エージェントも完全無料で、いつでも退会でき、登録しないと機会損失に繋がります。
あの時だったら、あの企業が求人を出していたのに…
こんなことにならないため、非公開求人を見るためだけでも登録をしておきましょう。
20代後半~40代|転職活動の戦術
- 事務のキャリアアップは人材にお金をかけられる企業が使う転職エージェントの活用
- 転職エージェントは求人数×コンサルの質×各業界の強みを組み合わせる
- 事務職を希望する人には非営利団体の業界求人が多いサイトを使う
厳選した3社に登録することで、希望の求人を効率的かつ網羅的に逃すことなく見つけることが可能です。
さらに効率的にする方法は、3社同時に登録することです。
なぜなら転職エージェントと話すと自分のキャリアの見直しができるからです。
たしかにバラバラに登録すると、頭の整理がしにくくなる…
自分のキャリアを振り返り、足りないところを現職で補いながら転職に繋げるためにも、コンサルを活用してキャリアアップの戦略を練りましょう。
転職活動成功のカギ
転職エージェントは5割~8割が非公開求人です。
登録をしない事には条件の良い求人に出会えません。
登録の遅れ=良い求人を逃すことになります。
求人は、採用が決まったら、即打ち切り。そして転職エージェントはほぼ1職種1人の採用。
そのために、もし今すぐ転職する気がなくても転職エージェントは登録しておいた方がいいのです。
ちなみにしつこい営業電話は今まで一度も経験していません。
まずは個人のページに求人が載ってくるだけです。
重要なので何度も記載しますが、転職で最も重要なのは準備です。スポーツや勉強と同じく、面接も慣れが必要です。
断言します。これだけで本命に合格する確率がグッと上がります。
しかも転職エージェントの利用は完全無料。
定期昇給が低いことを嘆いているのであれば、キャリアアップが最短距離の確実ルートです。