創意工夫

ネックスピーカーって音漏れする?実際に使った結果【効果抜群】

ネックスピーカーってどのくらい音漏れするのかな?

こんな疑問にお答えします。

本記事で分かるコト

ネックスピーカーの音漏れ具合

ネックスピーカーのメリット・デメリット

ネックスピーカーをオススメできる人・できない人

ネックスピーカーの比較/ランキング

ネックスピーカーとは

ネックスピーカーとは首にかけるスピーカーで、スピーカーが耳に近く、耳の方向に飛んでくるため、イヤホンのように周囲と隔絶せずに、テレビや音楽の音を聞くことができます。

音の性質は直進性なので、スピーカーが本人の耳元に飛ぶんでクリアに聞こえても、周囲にはあまり聞こえないという特徴があります。

妻に使ってみてもらった

妻に使ってみてもらいました。

その結果がコチラです↓

妻の感想をそのまま紹介

妻

なにこれ?!ヤバい!音がメッチャ綺麗に聞こえる!

妻

料理しててもニュース聞こえるし、子どもが寝た後もドラマ見れる!

妻

お母さんにも買おう!お父さんが寝てるときにも気兼ねなくテレビ見れるし!

ヤバい…メッチャテンション上がってる…夜中にテレビ見まくって寝不足になりそう…

結果、我が家は、親世帯にプレゼント(2台目購入)しました。

思った以上に好評だったので、迷っている方は試してみてもいいんじゃないでしょうか。

ネックスピーカーの音漏れ

ネックスピーカーはオープンに音が鳴るので、周囲にどのくらい聞こえるかをご紹介します。

結論、爆音にしない限り、周囲は何かTVでしゃべってることは分かっても内容までは分からないレベルの音漏れです。

音漏れ:音は聞こえるけど、内容は分からない

実際に使った音量をもとにご紹介していきましょう。

  • 筆者宅はTVとソファーが約2.5m離れています。
  • テレビの音量10ではほとんど声の内容が聞き取れません。
  • テレビの音量13でちょうど聞こえるくらいです
  • リビング階段なのでテレビの音量13だと上の階にテレビの音が筒抜けです。

間取り

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これらの環境で、音の大きさを表現していきたいと思います。

音量次第では周囲に音は聞こえない

リビングとダイニング

テレビの音量を0にして、ネックスピーカーは、とりあえずテレビの内容が分かればいいほどの音量にすると、周囲にもほとんど音は聞こえません

妻から夫までの距離は約2mですが、全く聞こえないです。

ネックスピーカー近くで音量を測ってみました。

ネックスピーカーの隣で54DB、1m離れて52DBでした。

数値としてはあまり変わりませんが、体感としてはだいぶ違います。

リビングから寝室

結論、全く聞こえません。

我が家は吹き抜けになっており、一条工務店の家は室内の音が響くことで有名です。

そのため、我が家は音漏れ対策として、扉を多く設置しました。

扉の追加は一定の効果がありましたが、ネックスピーカーの方が遥かに効果がありました。

ネックスピーカーのメリット

テレビを普通に聞くよりクリアに聞こえる

ネックスピーカーのメリットは、テレビよりも音がクリアに聞こえる点です。

自分から離れたテレビのスピーカーからではなく、耳元で音が鳴るので、音量を小さくしてもクリアに聞こえます。

通常、リビングキッチンで料理や片付けをしながらテレビやニュースを流していても、内容はほとんど聞こえません。

料理や洗濯をしながらテレビを聞き流せるのは凄く便利です。

静かにしてほしい家族と音を聞きたい家族が混在できる

家族と言えどもプライベートな時間は必要です。

静かに寝たい・勉強したいといった時間と、リラックスしてテレビを見たい・音楽を聴きたいといった時間がバッティングしてしまうことがあります。

そんなとき、どちらかが我慢する必要がなくなるのが大きなメリットです。

活用場面

子どもが寝た後、泣き声には気づきたいけど、TVも見たい

兄が勉強をしているときに弟はテレビを見たい

ネックスピーカーからの音漏れが気になっていましたが、結果、ネックスピーカーにすることでテレビの音漏れが減りました

ネックスピーカーのデメリット

音がわずかに遅延する

コンマ数秒の遅延は覚悟しておいたほうが良いです。

無線で音を飛ばすので、どうしても遅延は発生してしまいます。

ニュースやドラマ、バラエティではほぼ気になりませんが、音楽番組だと気になることがあります。

最上位機種を選べば遅延が気にならない(通信規格がWifiのため)のですが、価格も上がるので、コスパで判断する必要があります。

システム音が大きい

どの機種にも当てはまるのですが、システム音の音量が大きいです。

比較的高価な価格帯の機種でも大きいので、現時点ではシステム音がいきなり鳴らないように気を付けるしかありません。

起動時や終了時は驚きがないのですが、バッテリーの減少を知らせる音には驚く場面があります。

ただ、充電も簡単なので、一定のタイミングで充電しておけば、避けられるでしょう。

ネックスピーカーの活用

利用したことで、ネックスピーカーのメリットとデメリットが分かったので、オススメできる人、できない人も分かりました。

オススメできる人

結論から言うと、テレビや音楽を視聴中に、家族から呼ばれる可能性がある人です。

子育て中の親は、疲れもストレスもある中で、なかなか自分の時間が取れないと思います。

そんなとき、フゥっと一息つきたい。でも子どもに何かあった時に対応しないといけない

そんな場面にオススメです。

さらに、50代・60代で、夫や妻の体調が悪いときに、何かあったら駆け付けなければいけないけど、相方に迷惑かけずにテレビを見たい、という場面でも活躍します。

オススメしない人

下記の方にはあまりオススメしません。

とにかく良い音で聞きたい

1人暮らし

とにかく良い音で聞きたい場合、音量は大きくなりますし、遅延も許せないでしょう。

集合住宅で大音量にすると、さすがに隣家への音漏れも気になります。

1人暮らしであれば、イヤホンやヘッドホンの方が音漏れを気にせず、良い音で聞けるからです。

音量を爆音にしなければ、集合住宅でもテレビ以上にクリアな音で聞くことが可能ですが、1人暮らしであれば、ネックスピーカーにする必要はありません。

これだけ見れば分かるネックスピーカーの比較表

ネックスピーカーの機種をご紹介します。選択肢が非常に少ないので、超有名どころを全部挙げて比較してみます。

今、ネックスピーカーの選択肢となっているのは以下の7機種(系統)だけです。

  • ソニー SRSWS1
  • JBL SOUNDGEAR
  • ボーズ SoundWear Companion speaker
  • シャープ ANSS2
  • JVC SPA7WTB
  • サンワサプライ 400-SP085
  • 中華系 Soundwear

炊飯器や洗濯機などよりも選択肢の幅が少ないので、用途によって選びやすいです。一方、全部入りの機種は世に存在しません。

全部入り:軽量・音質が良い・長時間再生・価格が超安い

比較表

※スマホの場合、横スクロールをしてください

メーカーソニーJBLボーズシャープJVCサンワサプライ中華系
商品名SRSWS1SOUNDGEARSoundWear
Companion
speaker
ANSS2SPA7WTB400-SP085Soundwear
価格帯約20,000円約15,000円約35,000円約10,000円15,000円約6,000円約4,000円
TV接続送信機同封同封×同封×××
最大再生時間7時間6時間12時間14時間20時間10時間12時間
充電時間3時間2時間3時間2.5時間3時間3時間2.5時間
通信Wi-Fi/2.4Ghz帯Bluetooth4.2BluetoothBluetooth 5.0BluetoothBluetooth5.0Bluetooth5.0
到達距離30m10m9m10m10m10m10m
本体重量335g約370g260g88g88g175g243g
防滴IPX4IPX4相当IPX5
システム音大きい大きい大きい大きい大きい

種類が多すぎる・機能の違いが良くわからない方は、次章の「機能の違いを簡単解説」は読み飛ばしてください。

機能と価格が高いSONYか、格安の中華系のどちらかを選べば間違いない、という事だけ伝わればOKです。

機能の違いを簡単解説

ネックスピーカーを選ぶにあたってポイントになる機能について、選定基準をご紹介します。

TVとの送受信

ネックスピーカーを購入したら絶対に使いたいのがTVです。

でも、TVと繫げるのは3機種だけですよという紹介もあり、「???」となってしまいます。

結論、購入時にTVと繫げる機器が同封されているかどうか、の違いです。

  • ソニー SRSWS1
  • JBL SOUNDGEAR
  • シャープ ANSS2

つまり、これ以外の機種でも、別売りのTVからネックスピーカーへ音声を飛ばしてくれる機器(Bluetoothオーディオトランスミッター)を購入して、TVに刺せば、同じことが実現できます

  • 通信範囲(10m)
  • 複数のネックスピーカーへ同時に同じ音を配信できるか
  • 音声品質を決めるコーデックの種類

この辺りを気にして探す必要がありますが、AnkerやTaoTronicsが有名で安心感があります。

【光デジタル端子】TaoTronics Bluetooth トランスミッター レシーバー aptx-LL 低延遅 Bluetooth 5.0 受信機 送信機 15時間再生 2台同時接続 充電しながら使用可 一台二役 小型 TT-BA09
TaoTronics

Wi-FiとBluetooth

Wi-Fiとbluetoothの違いは、大きく分けてこんな感じです。

  • Wi-Fi:電波が超広い(数百メートル)、電波が安定高速通信、高消費電力
  • bluetooth:電波は狭い(10m前後)、通信は遅い、低消費電力

現在、Wi-Fiを使っているのはSonyのみです。

どのような利用シチュエーションを想定しているかでメリットが変わってきます。

Sonyは消費電力が高くても、高品質・高音質で、1人の贅沢な時間を作るコンセプトがあるため、安定した通信品質を求めてWi-Fiを採用、という感じです。

重量

軽量であればあるほど良い、といった考えもありますが、これも利用するシチュエーションによってメリットが変わります。

肩コリが酷い、ウォーキング中に利用したい、一日中つけっぱなしで家事をしたい、といった場合は軽量である必要性が高まります。

一方、首にピッタリはまるためにはある程度の重量があったほうがポジションが安定しますし、音声品質を保つためにはスピーカーが重くなります。

重すぎもせず、軽すぎもせず、ある程度の音質を求めたい

超軽量!でも音質はラジオ…では困りますよね。

2時間の映画を高音質で堪能したい!というのであれば、ある程度重量があったほうが良くなります。

軽量による弊害もありますので、シチュエーションにあった機種を選びましょう。

機能の違い

ネックスピーカーは約4,000円~約20,000円まで幅広いラインナップとなっています。

ただ、中間の機種は非常に中途半端です。中身はOEMで一緒、ブランドだけ別という商品も多いです。

8,000円~13,000円の中途半端な機種を購入するより、確実に品質の良い機種か、格安でまずは良さを堪能してみるかのどちらかが良いです。

最後に、中位機種の口コミをまとめておきます。

中位機種の口コミ

JBL SOUNDGEAR

ボーズ SoundWear Companion speaker

音質の悪さ(小音量の場合ノイズあり、音がつぶれて聞き取れない)

雑音がひどく、音が聞き取れないほど音割れします。(小音量なのに)

引用元:Amazon

シャープ ANSS2

JVC SPA7WTB

「低遅延コーデックQualcommaptX Low Latency に対応。映像と再生音声のズレを抑えて、違和感なくテレビ視聴や動画再生を楽しめます。 」と書いてあったので、家族で自分だけ耳が遠いのでTV視聴用に購入したが、使い始めて5分もしない内に家人から「音が微妙にずれてイライラする。自分一人の時に使ってくれ」と言われ、あっという間にゴミ箱行きになった。

引用元:Amazon

サンワサプライ 400-SP085

この商品をかったのは2019年12月7日でしたので7か月経ちました。補償の6か月は過ぎていますね。充電口に青緑色のサビのような物が出てきました。写真をUPします。おそらくバッテリーが原因のものでしょう。危険だし有害だろうから捨てます。さすが安物! 販売はサンワダイレクトさんね、覚えておきましょう

引用元:Amazon

中華系 Soundwear

中華系のネックスピーカーを購入してみたところ、非常にバランスのいい品質でした。

高級系に比べ軽い

軽量系に比べ音質充分

テレビの音を小さくして、ネックスピーカーの音量を大きくできる

金額も4000円近く

テレビへ接続するBLUETOOHの送信機を別買いし、きっちり接続できました。(光ケーブルが同封されているのがオススメです)

テレビ側に光ケーブルを刺して、送信機のin側に光ケーブルを刺します。

送信機をonにして、ペアリングボタンを押して、ネックスピーカーの電源をonにすれば自動で繋がります。超簡単です。

テレビのUSBにも繋げておくので、常に充電できているのでバッテリー切れの心配もありません

音質はラジオ音ではなく、ブワァと迫力ある感じで聞こえるので大満足です(オーディオにこだわりはないのでご了承ください)。

初購入で中位機種だと後悔する可能性があります

まずは価格が安くても使用感の良かった中華系からの導入がオススメです。

購入を迷っている方も、買ってみる価値は十分あると思います。