ファミリーで海も山も楽しめるキャンプ場はどこかな?
Recamp勝浦って、どんなキャンプ場?
キャンプもしたいけど海釣りもできる充実の1日を過ごせるキャンプ場「Recamp 勝浦」をご紹介します。
釣った魚をキャンプでバーベキューもできたり、もし釣れなかったら現地で材料を調達して肉三昧!みたいな行き当たりばったりのキャンプが楽しめちゃいます。
キャンプ場の注意ポイントも記載しているので、ぜひご覧ください。
RECAMP勝浦の特徴
RECAMP勝浦(旧しあわせの丘リゾート)は、2019年秋に経営者が変わり再生されたキャンプ場です。
立地が良く、スタッフも多いため、RECAMP勝浦は、ファミリーにはとっても魅力的な3つのポイントがあります。
- 海で釣った魚を調理する体験ができる
- 子どもが遊べる工夫がある
- ファミリー用の時間配分
子供を遊ばせつつ、大人もゆっくりコーヒーを飲めるキャンプ場の詳細をご紹介します。
料金が高いという口コミもありますが、区画によっては安価なプランもあるので要チェックです。
RECAMP勝浦の基本情報
RECAMP勝浦は、東京からアクアラインで1時間半ほどの場所にあります。
最も近い漁港(勝浦港)まで車で10分弱のロケーションなので、海もキャンプも楽しめる立地です。
RECAMP勝浦の電話番号
RECAMP勝浦はなっぷから予約をしますが、当日の問い合わせは携帯電話となっております。
- 080-5903-3978(2020年11月1日現在)
プランの種類
RECAMP勝浦はプランが非常に多いので、希望に合ったサイトが見つかります。
各プランの詳細は予約サイトなっぷをご覧ください。
写真は仮設受付でチェックインした時に預かる案内図です。
- キャビンクワトロ
- 大空芝生サイト
- 電源付き大空芝生サイト
- 電源付き大空広々サイト
- ハンモックサイト
- 木漏れ日サイト
- こかげドックサイト
- こかげ広々サイト
- 電源付きこかげサイト
- 大きな焚火付きサイト
- スマートキャビン
- ドックトレーラー
- ガーデンサイト
- サンセットタイニーハウス
ガーデンサイト
筆者が選んだのは激安のガーデンサイト(平日なら3,500円/日~、休日7,500円/日~)。
激安には理由があります。
半オートサイト
オートサイトではないので、もしかしたら駐車場から少し歩くかもしれない(当日、場所が分かります)です。
そのため、荷物カートを持って行ったほうが良いです。荷物カートの価格はピンキリですが、積載重量の違いです。
手前に車が並び、奥がサイトです。運が悪いと、車から荷物運びが大変です。
広さ
一般的なオートサイトに比べ、少しだけサイトが狭いです。
小さ目のタープにしたほうが良いです。
ただ、隣のサイトと離れていて、サイトからはみ出てペグを打っても良い事になっています。
隣と密接していないので、ファミリーとしては嬉しい距離感です。子どもが虫取りに夢中になっても、隣のサイトに侵入しないことも安心です。
ご覧の通り、砂地のため、前日が雨でもビシャビシャになっていないです。
一方、冬は朝露でシートに砂がベットリつくデメリットもあります。
スクイージやテントの上の朝露を拭くための脚立、もしくはタオルを持参することをオススメします。
アーリーチェックイン
RECAMP勝浦はアーリーチェックインがなく(2020年11月現在)13時チェックインです。
そのため、渋滞を避けて午前中に勝浦周辺に到着するなら、チェックイン前に海で遊ぶことができます。
釣りも楽しい
子どもがいると見通しの良い釣り場が良いですが、筆者は興津西港を利用しました。
準備したものは、5点のみです。
- 釣り竿1本
- リール1個
- サビキ
- おもり
- バケツ
5つも?!と思った初心者には、この釣り竿セットを買えば、残るはバケツのみ。
バケツにはロープを付けて持っていきましょう。
そして、エサ(オキアミとコマセ)は現地の釣具屋さんで調達できます。
ポイントは、サビキにオキアミを付けて釣るコト。
他の人は釣れなくても、すぐに釣れます。
開始10分で、2人の兄弟がそれぞれヒット。
キャンプにはナイフを持っていくので、釣った魚は夜のおかずです。
ペットボトルのキャップの裏で鱗を取ったら、塩焼きするだけ。
子どもにとっては自分で調達した食材を食べる体験ができます。
野菜は現地調達
東京からアクアラインで車の場合は、道の駅木更津 うまくたの里へ立ち寄りましょう。
お土産系も豊富ですが、野菜や新鮮卵が有名どころです。
筆者が行ったときは、なんと卵が5個入りで50円(先着)でした。
子どもが遊べる工夫が満載
RECAMP勝浦の特徴でもあると思いますが、子どもが安心して遊べるように工夫されています。
筆者が利用したガーデンサイトは、駐車場から奥の区画は車が入ってこないので、子どもは車を気にせず遊ぶことができます。
木を拾ったり、虫を探したり、砂をいじったり…
それだけでなく、管理棟横に遊具が設置されていて、その場所は車が入ってこないようになっています。
遊具手前は広場になっていて、夜は花火をしたりすることができます。
当日は10月31日でしたが、打ち上げ花火が上がっていました。
車から離れるというデメリットがありますが、その道のりは、雨水もしっかり捌けるようになっています。
注意すべきポイント
事前に知っていればRECAMP勝浦を最大限に活用できるポイントをご紹介します。
仮設受付
まずはCAMP場に入る前に広い仮設受付があります。
こちらで予約した名前を告げると案内図が手渡され、スタッフから口頭での注意点を説明受けます。
お風呂の時間
お風呂は無料で、シャンプーやボディソープ・ドライヤーも設置があります。
要注意ポイントは時間。19時15分までです。
筆者が仮設受付で受けた説明は「お風呂は20時まで」でした。
実は他の家族も20時までと説明を受けていたようですが、19時15分までなので、気を付けましょう。
トイレ
洋式トイレで普通便座のため、冬は便座がメッチャ冷たいです。
天井部分が吹き抜けになっているので、夏場は虫が気になるかもしれません。
炊事場
各炊事場の端には給湯器があります。
全ての蛇口ではなく、端っこの蛇口からお湯が出るので、洗い物をするときはお湯で洗えるのは嬉しいポイントです。
スタッフの頑張り
キャンプ場再生を掲げているRECAMP勝浦。年齢の若いスタッフが多く、一生懸命頑張っています。
デメリットとしては段取りの悪さがあるかもしれません。
売店で電子マネーの決済ができずに長蛇の列。現金支払いがスムーズです。
ただ、子どもが洗ったと思われる炊事場に残飯が散乱していても、すぐに掃除をしていましたし、人数もかけて見回りをしていました。
また、ハロウィン当日ということもあって仮装して「写真を撮ろう」と巡回している姿は応援したくなる気持ちになりました。
車の要注意ポイント
入門ゲートが20時に締まるため、その後の出入りは不可です。
加えてCAMP場入り口の坂が要チェックです。
CAMP場を出る際、ゆ~っくり下り坂を下ってもバンパーをこする危険性があります。
ゆっくり下ったのにこっすった筆者。すぐにわきに停めて傷を見ていると、後ろから来る車もバンパーこすってました。
帰り際、要注意です。
ファミリー用の時間配分
RECAMP勝浦はファミリー層の利用が多く、時間制限がきちんとしています。
管理棟 | 8時~20時 |
浴場 | 8時~11時、15時~17時15分 |
シャワー等 | 7時~22時 |
ゲート開門 | 8時 |
夜間閉門 | 20時 |
消火時間 | 21時 |
就寝時間 | 22時 |
花火終了、焚き火終了、消灯時間が21時となっていて、スタッフが消灯時間になると見回りをして騒がしいところには注意していました。
大人が焚き火を楽しめる時間がゆったりと出来ませんが、早く休むには良い時間帯です。
オーナー「22時は就寝ではなく消灯です」
売店
管理棟は非常に綺麗で、お土産も含め一通りが揃っています。
炭は3kgで600円と普通の値段です。
薪は料金が高いと言われていますが、森林組合からの仕入れで森林保全への貢献に繋がっています。
その他
周辺MAP
スタッフオススメ周辺MAPも掲載されています。
サンセットタイニーハウス
テントサイトからは離れたプライベート感のメリットに対し、管理棟までの遠い坂道の道のりはキツそうでした。
11月の寒さ
冬になると底冷えするのがキャンプの醍醐味でもありますが、11月の軽井沢に比べると冷え込みは緩やかです。
筆者は16時の日暮れまではモンベルのジオライン(半袖薄手)とヒートテックの超極暖の2枚でバーベキューと焚火の火付けをしていました。
夜は敷布団は持参せず、激安のエアマット+秋用シュラフ+掛け毛布で十分でした。
まとめ
キャンプの醍醐味は自然ということもありますが、初心者には厳しい面もあります。
山は見通しが悪く、傾斜もあるので子どもに付きっ切り。
テントも建てなきゃ、ご飯も作らなきゃ。
そんなとき、RECAMP勝浦は、子どもに目も届くし、遊べるし、海も体験できます。
冬は、晴れていればタープを建てないのがポイントです。
設営の時間短縮で、ご飯作りや子どもが遊ぶことに時間を割けます。
大自然を堪能させたい!!というファミリーは向いていませんが、キャンプを体験したり、キャンプに慣れていこうというファミリーに向いていると思います。
ぜひキャンプと海釣りを満喫してみてください。