何度言っても子どもの姿勢が治らないんだけど…どうすればいいんだろう…
こんな悩みを解決します。
子どもの姿勢矯正を強制することは不可能です。
子どもに強制せずに正しい姿勢を継続する必要があります。
本記事では、気が付いたら姿勢が良くなっている椅子についてご紹介します。
椅子で姿勢は矯正可能
子どもの姿勢を保つための椅子は2種類あります。
- 姿勢を保つ意識をさせる椅子
- 姿勢を良くしないと座れない椅子
姿勢を保つ意識をさせてくれる椅子
筋力をつける最も有効な方法は、付けたい筋肉を意識して負荷をかけることです。
バランスチェアは膝で身体の前傾姿勢が倒れないようにキープするので、子どもも足に意識が行き、筋力が鍛えられるとともに姿勢も意識されます。
鏡の前で筋トレするように、原理は部位を意識することによって、より強い負荷がかかり筋力が増えていきます。
姿勢を自分で意識できる小学4年生以上に効果のある椅子です。
姿勢を良くしないと座れない椅子
バランスボールの特徴は、姿勢を良くしないと机の上に顔が出てこないので教科書やノートが見れないことにあります。
背筋を伸ばさないと机の上のものを見ることができないので、背筋を伸ばさざるを得ないところに特徴があります。
筋力や姿勢を意識しないので、親が横について「姿勢を伸ばしたほうが良いよ」と声をかける必要がありません。
姿勢の悪さは視力低下と筋力低下の原因の一つ
視力低下
これから社会人になっていくためにもITの活用は避けられません。
一方、スマホやタブレット学習といったように、子どもたちの目を酷使する環境があり、実際に統計としても視力悪化は顕著に表れています。
姿勢が悪くなるから視力が悪くなり、視力が悪くなるから姿勢も悪くなるという悪循環になっています。
視力は簡単に回復しないので、まずは姿勢矯正から始めるようにしましょう。
筋力低下
視力低下が顕著に表れている陰に、実は筋力低下も目に見えて悪くなってきているんです。
文部科学省が統計を出している体力測定で、右肩下がりが続いています。
外側の筋力がこれだけ落ちているということは、身体を支えるインナーマッスルの衰えはそれ以上です。
外でたくさん遊んで筋力をつけてから勉強、というわけにはいかないので、まずは正しい姿勢にすることから始めましょう。
目的は筋力UPだけでなく、体幹向上です。
バランスチェアとバランスボールを試用
バランスチェアの使用感
バランスチェアは筋力があれば姿勢を綺麗に保つことの椅子です。
しかし、筋力がないと身体を支えることができないので、バランスチェアの上で身体がグニャッとなってしまいます。
小学生低学年では、気が付けば前傾姿勢になります。
「頭が天井からぶら下がれているようなイメージ」で、と伝えていますが、どうしても長時間意識し続けるのは難しいです。
バランスボールの使用感
クッション性能が高く、高さも変えられるバランスボールを椅子にしてみました。
すると、筋力がない子どもも姿勢を保つしか選択肢がなくなり、筋力アップでダイエットにもなり、姿勢も良くなるという一石三鳥のアイテムでした。
メリットは下記の通り。
- クッション性が高い
- 高さが変えられる
バランスボールの特徴
- クッション性抜群
- 高さから前傾姿勢にならない(前傾姿勢になれない)
- 筋力が弱くても体がダラッとならない
- ダラッとならないから無意識に筋力がつく
椅子の高さ選び
バランスチェアの高さ
高さは低い場所から高い場所まで7㎝の可動範囲です。
座面の角度、膝のクッション、高さの可動が配慮されていますが、高さの可動範囲が小さいことがポイントです。
バランスボールの大きさ選び
バランスボールは一般的に45cm・55cm・65cm・75cmのサイズがあります。
直径 | サイズ | 身長(目安) | 実際 |
38~45cm | S | 150㎝ | 100㎝~110㎝の子が楽しめる |
48~55cm | M | 150~165㎝ | |
58~65cm | L | 165~185㎝ | 130㎝~165㎝でもピッタリ |
75cm | XL | 180㎝以上 |
空気の入れ具合で大きさが変わるので、同じ大きさのバランスボールでも、空気の入れ具合で高さは7㎝以上の可動が可能です。
参考までに、150㎝を目安としているSサイズは、年少さんの110㎝弱の子どもでも十分利用可能です。
【椅子の種類】バランスボールの最適な大きさ
コスパ優先。2,000円を切る価格で、バランスチェアの半額以下。もちろん空気入れ付きで、カラーバリエーションが多く、家族でシェア
マットで無毒無害のPVCを使用し、環境にやさしく、分厚くアンチバーストな耐荷重が500㎏。空気を入れるときにコロコロ転がらないリング・空気入れが付属。
ジムでも利用されている最高級品のアディダス。グリップを実現するデュアルテクスチャー表面でコロコロ転がっていかない作り。
視力低下対策
今の子どもは、大人と違って、目に負担がかかるものばかりの環境にいます。
視力低下の原因は主に下記の3つです。
- 机の角度
- 椅子
- デスクの明るさ