紫外線アレルギーがあって、外出すると赤い発疹が出るけれど、日焼け止めを塗ると白くなってしまい恥ずかしい…
春の紫外線は夏と同レベルですが、気温が暑くないため対策を怠りがちですが、気が付くと真っ赤になってしまいます。
このように、アレルギーや敏感肌の場合、白くなりにくいだけでなく、日焼け止めも肌に優しいものを選ばないといけません。
日光アレルギーがあり、敏感肌でもあり、アトピー性皮膚炎のある筆者が試してみたオススメの日焼け止めをご紹介します。
本記事わかること
- 白くなりにくく、刺激が弱いために何度も塗れるオススメの日焼け止め
- 日焼け止めの正し塗り方
良い日焼け止めを購入しても、塗る回数が重要なので、ぜひご一読ください🎵
日焼け止めを選ぶポイント
実は日焼け止めはSPFや+表示が強ければいいというものではありません。SPFや+表示が強いのは肌に負担が重いだけなんです。しかも、どんな強さの SPF 、PA の日焼け止めを使ったとしても、一般的に 持続時間は2~3時間程度と言われています。
つまり、日焼け止めを選ぶときに気を付けるべきことは、塗りなおすことを前提とするということなんです。
日焼け止めを選ぶポイントは、
- 肌の負担と効果のバランスが良いSPF30+++
- 日常や海水浴等の場面によって強度を使い分ける
- 敏感肌の人は紫外線散乱剤利用(紫外線吸収剤不使用)=白浮きしやすい
今回は、紫外線散乱剤利用していても白浮きしにくい日焼け止めや、紫外線吸収剤を使っていても敏感肌用(低刺激)の日焼け止めを中心にご紹介します。
まずは、肌を劣化させる紫外線についてご紹介しましょう。これを知ることで、日焼け止めを選ぶ基準でもある性能を選ぶことができるようになります。
敏感肌には厳しすぎる紫外線
紫外線は3種類ありますが、日焼けで気にすべきは2種類です。どちらを気にするかによって、気にする基準(PA or SPF)があります。
実は…日焼け止めって強ければいいんじゃないんです。
- 「数値が高い(強い)=肌への負担が重い」
紫外線は2種類あります。
種類 | 特性 | 問題 | 対策基準 |
紫外線A波(UVA) | 肌の奥深く真皮まで届く | シワやたるみなどの肌老化 | PA |
紫外線B波(UVB) | 肌表面が赤くなる炎症 | シミやそばかすの原因 | SPF |
私のように大人になってから急に(ある年)日焼けによって赤い湿疹ができる「紫外線アレルギー」になる方もいると思います。
日焼け止めを適切に選び、適切に塗らないと、効果が薄いどころか、皮膚に負担をかけてしまうこともあります。
では、強ければいいわけではない理由をご紹介します。日焼け止めを購入する際、目にする「SPF」や「+++」の意味を知りましょう。
日焼け止めの効力
紫外線A波(UVA)(シミやたるみに影響)への効力はPA(いわゆる「+」の数)で測ることができます。
PA++++ | 極めて高い効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+ | 効果がある |
そして紫外線B波(UVB)(肌表面が赤くなる炎症)はSPFの数値で測ることができます。
SPF基準(目安)→実は、一般的に言われている以下の「時間」について、商品を提供する企業は「この時間内は効果が得られる」と保証していません。
SPF50 | 17時間 |
SPF40 | 13時間 |
SPF35 | 12時間 |
SPF30 | 10時間 |
SPF20 | 6.7時間 |
SPF10 | 3.3時間 |
では、日焼け止めは何を基準に選べばいいのでしょうか。それをこれからご紹介します。
日焼け止めの選び方
肌への負担から、強い性能である必要はないとお伝えしてきましたが、それは日常使いを想定しているからです。時には一時的に海水浴のような日常では考えられないほど強い紫外線を浴び、汗をかいて日焼け止めが流れ落ちてしまうときもあります。
実は、場面によって最適な日焼け止めがあるのです。
基準 | 場面 |
SPF30+++ | 日常生活、屋外での軽いスポーツ |
SPF50++++ | 屋外でスポーツ(1日中)、BBQ、海や山でのレジャー |

今回はご紹介するのは、日常使いで最適なSPF30+++の中でも、敏感肌&白浮きしない日焼け止めです。探すキーワードは5つもあります💦
- 紫外線吸収剤不使用のもの(パラジメチルアミノ安息香酸2エチルヘキシル・パラメトキシケイ皮酸2エチルヘキシル・サリチル酸2エチルヘキシル・オキシベンゾン等が含まれていない)
- ノンケミカルのもの
- 専用クレンジング不要のもの
- 敏感肌や乾燥肌の人は「ミルクタイプ」「クリームタイプ」のもの(ジェルタイプを避ける)
- ナノ粒子不使用のもの
肌に負担をかけない紫外線散乱剤は白浮させやすい
多くの方は、白浮きする(敏感肌用) or 白浮きしない(アレルギーがない人向け)の2択を迫られるかと思います。(今の技術では両方備えた商品は少ない)
商品を選ぶポイントはわかったけど、つまりはどれを買えばいい?という方に向けて、商品をご紹介します。
おすすめの日焼け止め
それではメンズ向けの白浮きしにくい、敏感肌の人でも使えるオススメ日焼け止めをご紹介していきます。
(2023/05/30 03:52:49時点 楽天市場調べ-詳細)
SPF/PA | SPF45 PA++++ |
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タイプ | クリームタイプ |
特徴 | 白浮きしにくい。界面活性剤やナノ粒子散乱剤など、10個の化学物質を取り除いたノンケミカル処方で、肌の弱い人や子どもでも安心 |
内容量 | 30g |
参考価格 | 4,000円程度 |
SPF/PA | SPF28 PA++ |
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タイプ | クリームタイプ |
特徴 | ノンケミカル・ノンアルコール・低刺激性のため、敏感肌の人に適している。保湿性も高い。ウォータープルーフタイプ |
内容量 | 22g |
参考価格 | 3,000円程度 |
SPF/PA | SPF30 PA+++ |
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タイプ | ジェルクリームタイプ |
特徴 | 軽い使用感が日常使いに最適。美容液感覚の日焼け止め。スルスル伸びて白浮きしにくい。石けんで簡単に洗い流せる。低刺激で安全なカプセル化した紫外線吸収剤を配合です。 |
内容量 | 50g |
参考価格 | 3,000円程度 |
SPF/PA | SPF21 PA++ |
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タイプ | クリームジェルタイプ |
特徴 | 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)、無香料・無着色、保湿成分(ヒアルロン酸・スクワラン)配合。 |
内容量 | 50g |
参考価格 | 3,000円程度 |
(2023/05/29 19:11:22時点 楽天市場調べ-詳細)
SPF/PA | SPF50+ PA+++ |
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タイプ | クリームタイプ |
特徴 | 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を使用。肌が敏感だけど、紫外線をしっかり防ぎたい、使用感も重視したい方向け。 |
内容量 | 40g |
参考価格 | 2,500円程度 |
肌に合う・合わないは、各個人で違います。
紹介した、合う可能性の高い日焼け止めを順番に試し、あなたに合った1本を見つけましょう!
費用対効果確認表
商品 | 容量(g) | 想定価格(円) | 1gあたり(円) |
キャメロンアンドガブリエル ヘヴンヴェール | 30 | 4,000 | 133 |
ドクターヘルツⅡ | 50 | 3,000 | 60 |
マイルドサンシールド | 22 | 3,000 | 136 |
ジゲンUVクリーム | 50 | 3,000 | 60 |
ドクターヘルツⅡを使ってみた
①出してみると、クリームっぽく、本当に伸びるのか???というもったりとした印象。

②少し伸ばしてみると、瑞々しさが分かります。美容液っぽく、伸びる感じ。

③肌になじませると、白くならない。ビックリです。
これで紫外線を気にせず、毎日、外に出かけられます!

結果、紫外線アレルギーで敏感肌でアトピーの筆者も、全く違和感なく利用できます。
匂いも微かな柑橘系。匂いは全く強くない。
そして、今まで使ってきたものと比べ、全く白くならない。
男性にとってこれは大きいです。
今年の暫定ベストBUYかも★

まとめ
これから紫外線が弱くなることはなく、女性だけではなく、男性も、そして子ども紫外線対策は必須です。
一方で、やみくもに強い日焼け止めを塗るのではなく、肌に負担が少なく、白くならない日焼け止めを見つけることで、対策を継続することが重要です。
ブログも紫外線対策も、千里の道は一歩から。昔の人はうまいことを言ったものです。
ぜひあなたに合った日焼け止めを見つけていただけることを願っております。