こんな悩みにお答えします。
パズルは子どもに買ってあげて後悔しないおもちゃランキングの上位に入りますが、子供の成長に最適なパズルは選び方があります。
この記事では就学前までの子供を3つの区分に分けてご紹介します。
パズルの選び方
子供にパズルをプレゼントしようかなと悩んでいるのであれば大正解です。
あの藤井聡太二冠も子どもの頃はパズル(キュロボ)で遊んでいたことからも、その効果は多大です
パズルの効果は様々あるのですが、一番の効果は達成感を感じ、自己肯定感を高めてくれるんです。
はめようとする(挑戦)⇒はめる(実践)⇒はまる(成功体験)⇒できた(自己肯定感)⇒また挑戦してみよう(飛躍)
実は幼少期の成長は全て同じで、挑戦⇒成功⇒達成感・自己肯定感⇒さらなる挑戦の繰り返しです。
この自己肯定感は大人になった時にも正確に大きく影響します。自分はできない・ダメだと思って挑戦しなければ、成長できないですよね。
子供には失敗を恐れず成長できる大人になってほしいと思うのであれば、パズルはとっておきのオモチャ(成長促進ツール)の1つです。
パズルの目的・効果
パズルの大きな目的は、子どもが達成感を感じることだとご紹介しましたが、実はその過程で様々な効果が期待できるんです。
効果 | 子供の経験 |
空間把握力 | ピースの向きを変えたら…等を想像し右脳を鍛える |
論理的思考 | 端から順番にはめるとうまくいく、ハマらない時どうすれば良いか考える力を鍛える |
記憶力 | 絵の完成形を覚えて組み立てる |
指先の発達 | 細かいピースを持つことで指先を刺激 |
集中力の向上 | 一つのことに没頭する経験 |
大人は子どもに成長しても努力して頑張ってもらいたいと思いますよね
でも、子供はとにかく楽しく遊びたいだけです。それでもいいんです。
本人が、ある程度、頑張って試行錯誤することは必要ですが、無理だと思ったら大人がフォローし、結果、成功体験へと結び付けましょう。
とにかく大切なのはできたという体験が重要です。この時期に負けず嫌い・努力を鍛えることはリスクが高すぎます。
年齢別 パズルの選び方
成功するという体験を大事にするためには年齢に合ったパズルを選ぶ必要があります。
ここでは3つの区分に分けてご紹介します。
年齢の目安 | 区分 | ピース |
~2歳 | 初めてのパズル | 10~20 |
3歳~4歳 | 楽しいパズル | 20~50 |
5歳~6歳 | 学習パズル | 50~ |
初めてのパズル(~2歳)
この時期はできるだけ簡単なパズルから始めましょう。最もオススメなのは木製パズルです。
年齢に応じて、1歳であれば、ほぼ丸の形だけのものでも楽しめます。
少し慣れてくれば、3つくらいの形状を出してみましょう、
一方、オススメしないのが、おもちゃ屋さんで売っている型合わせパズルです。なぜか口コミの評価は高いですが、2歳児には難しいでしょう。
楽しいパズル(3~4歳)
子供が自らパズルに興味を持ち始める時期です。パズルの楽しさを覚える一番のチャンスなので、この時期には子供が興味を持っている絵を選びましょう。
保育園経験者として基本キャラクターものはオススメしていませんが、ココは別です。
アンパンマンが好きであればアンパンマン、電車や車、動物などの、子どもが一番興味を持っている絵をオススメします。
なぜならキャラクターや電車の映像を覚えているので、ピースを合わせやすく、成功体験に結びつきやすいんです。
「このピースは、こむすびまんの横ね」みたいに、子どもが記憶を呼び起こすキッカケにもなります。
ココで無理にキャラクターものをやめようとする必要はありません。
例えば、(絵本は好きなのですが)おやおや、おやさいのパズルをやってみましたが、難しい。。。
形状が複雑で、どこからはめていいのか分かりにくいんです。
加えて、特に丸で囲った箇所(たまねぎ)は、ピースを絵をまたいでいないので、子どもにとっては非常にはめにくいです。
学習パズル(5歳~6歳)
パズルが得意だと自覚し、楽しんでできるようになれば次のステップに行きましょう。
小学校に上がる前なので、就学後に役に立つパズルがオススメです。
オーソドックスなのは地図パズルです。
筆者宅では、この2つともに、就学前に購入し、3年生になった今でも遊んでいます。日本地図は何分でできる?というような使い方もしています。
おすすめのパズル
初めてのパズル
最もシンプルなのは握りやすい取っ手のついた形パズル。1歳児と一緒に遊ぶ時期に適しています。
ボーネルンド ファーストピックアップパズル てんとう虫は空間把握力(大きさの違い)と数字を覚えることもできる、導入には一番のオススメです。
ボーネルンドオリジナル ピックアップパズル バラエティは超シンプル木製パズルの次に適したパズルです。丸や四角だけでなく、果物形状も入ってくるので、アムアムと食べる真似をしながら遊べるパズルでもあります。
動物に興味がある子供には 木のパズル なかよしどうぶつがオススメです。
形状は少し難しいですが、動物のピースをめくると、下には同じ絵が描かれていて難易度のバランスを取っています。
楽しいパズル
改めてこの時期は学習する時期ではないので、ひらがなやローマ字を覚えるためのパズルは不要です。
ディズニーが好きであれば、アナと雪の女王2も良いですし、トイ・ストーリー4/ずっとともだちも楽しめます。
王道としては電車・車・動物ですが、筆者宅はトーマスシリーズも楽しかったです。完成してもすぐに「もう一回!」という声を聴くと、楽しんでいることを実感できます。
しかも数ピースを失くしても、1回までならピースを送ってもらえるサービス付きは嬉しい特典です。
人気のはらぺこあおむしピクチャーパズルは、やや難しめなので、すこしパズルに慣れてきたころにチャレンジするのが良いでしょう。
学習パズル
ギガミック (Gigamic) カタミノは子どもの思考型ゲームで、発想力、気力、精神力が鍛えられます。論理的思考が育ち、天才型の子供が発掘できるかもしれませんが、初めは大人のフォロー必須かも?!
一気に難しく感じるのが立体パズル。でも一回慣れてしまうと子ども一人でも十分楽しめるパズルです。
有名なエドインター 知の贈り物 立体パズルは3歳ごろからと書いていますが、3歳児に一人では厳しい難易度です。5歳であっても初めは大人がフォロー必須ですが、まさに空間把握力が成長します。
王道の日本地図と世界地図。テレビで○○県と出てくると、「日本地図のどこだっけ?」というような、子供の成長を感じさせてくれるパズルです。
知育パズルといえばタングラム。空間把握力の向上には最適なパズルです。
ここまでパズルを紹介してきましたが、子供の成長を促進するのはパズルだけではありません。
ブロックやレゴ、ジスター、積み木や折り紙、LaQも同じような成長促進が期待できます。
大切なのは一つに偏りすぎないことです。
おもちゃばかり買えない
パズルが子供の成長に効果があって、色んなおもちゃも成長に凄くイイことが分かっていても、全部は買えないです。
そんな時にオススメなのがおもちゃのサブスクリプション(レンタル)です。
プロが清掃・消毒・洗浄してくれるので衛生面も安心ですし、様々なおもちゃにチャレンジすることができます。
心配なのが退会ですが、辞めたければいつでもやめられますし、使わなくなったおもちゃを処分する必要もないので、今はサブスクリプションが最強です。
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