第2新卒・既卒

「事務職は将来性がない」って本当?事務として生き残る3つの方法を解説

事務職って将来性がないっていうけど、家族を養っていけるかな…

夫が倒れた時に、事務職で家庭を支えられるかな…

こんな疑問にお答えします。

本記事では、将来も事務職で食べていけるか?将来性のある事務職の選び方は?について紹介しています。

事務職への就職・転職を迷っている方はぜひご一読ください。

本記事の信頼性

事務職に将来性はあるのか?

結論から言うと、事務職にも将来性のある仕事と将来性のない仕事があります。

企業のIT化に伴い、事務業務はシステムに置き換えられると言われています。

労働人口が減少する

IT化が進む

すでに求人が少ない

こんな理由から事務職は将来性がないと言われていますが、いくつかの条件を満たせば、将来的にも安定した仕事があります

もし今、将来性がない職場にいるのであれば、修正すれば問題ありません。一番ダメなのは放置です。まずは現状を把握しましょう。

具体的に紹介します。

将来性のある事務職

事務職の将来性は、下記の条件を満たすと安心・安定につながります。

業界を選ぶ

職種を選ぶ

ITを学ぶ

では一つずつ紹介していきます。

業界を選ぶ

安定した仕事に就きたい、将来性のある事務職に就きたいと思ったとき、勤める企業の利益・安定は非常に重要です。

いくら優秀な人材がいても、いくらホワイト企業であっても、利益率が低ければ、給料も低く、休日も少なくなります。

実は、利益率は業界によって大きく違います。(参照:業界動向)

トップ3参考
消費者金融(16.0%)教育(4.2%)
ソフトウエア(15.8%)建設(4.0%)
ネット証券(14.9%)飲食(-1.8%)

消費者金融は敷居が高いので、ソフトウエア業界を狙うのがオススメです。

ソフトウエア業界からさらに絞る

ソフトウエア業界は全体的に利益率が良い中でも、さらに将来もニーズが続くの下記の分野です。

クラウド事業者

ゲーム業界

セキュリティ業界

2つの共通項があります。

  • 無形価値(原価が低い)
  • ユーザーが増えれば収入は増えるが、コストは比例して増えない

つまり、利用者が増えれば増えるほど儲かるので、企業は安定し、給料も休日も充実していきます。

職種を選ぶ

事務職というと「一般事務」を思い浮かべるかもしれませんが、その職種は様々です。

年収・休日の安定している職種を狙いましょう

理由は、年収・休日が安定している職種は、企業のニーズがあるからです。

ニーズがあるから良い待遇をして、優秀な人材を確保しています。

事務職の中でも20代の年収ランキングは下記のとおりです。(参照:DODA)

職種20代30代
法務 437万円 571万円
財務 446万円 570万円
経理 388万円 511万円
人事 393万円 512万円
総務/庶務 365万円 459万円
広報/IR 374万円 483万円
貿易業務 372万円 449万円
物流業務 362万円 451万円
一般事務301万円342万円

興味と年収のバランスを見てターゲットを決めましょう。

本サイトでオススメしているのは人事職です。

理由は下記のとおりです。

応募資格不要

コミュニケーション力があれば活躍できる

「広く浅く」「狭く深く」のどちらのキャリアも選択可能

事務の中でも年収は高く安定

ITを学ぶ(技術力は不要)

企業のIT化によって事務職の将来性が見えにくくなっている中、将来を安定させるためには、システムを操作するスキルではなく、システムを活用するスキルが必須です

理由は大きく2点です。

複数のシステムを連携させるケースが多くなる

システムが止まらずに動き続けているかのチェックが必要

システム化は進みますが、企業独自のシステムを作るには費用が高いので、クラウドなどのシステムを連携させて利用するケースが増えていきます。

そのため、下記の能力が必要になります。

  • どのあたりで異常が発生しているのか
  • その異常を修正できるのは誰なのか

そこで事務職は技術職と会話・連携するのですが、事務職と技術職は知識も文化も重要だと思っているポイントも違うことが多く、正確に伝え・理解することが非常に難しいです。

そのため、ここでお伝えしたいのは、プログラムを書く能力や、サーバーを構築・運用できるスキルが必要なのではなく、システムの仕組み・概要を知り、技術者と会話できる能力が必要になるということです。

これから先30年を見据えたとき、事務職の資産になるのは下記のITスキルです。

ロジカルシンキング

問題解決力

全体設計力

参考書だと、用語が難しくて、わからないところで躓くと先に進めません。

プログラミングスクールは20~30万円かかりますが、転職の平均年収UPは50万円です。スクールにお金を払ってもすぐに回収できることがわかると思います。

こんなご時世なので、教室に通う選択肢はないかなと思うと、システム開発に必要なビジネスパーソンスキルも学べ、オンラインで完結するスクールが良いです。

オンライン説明会を動画で受けることができるので、まずは気軽に内容を確認してみてはいかがでしょうか。

事務職の将来性はスキル×ニーズで決まる

世の中は不公平です。スキルだけでは将来性を安心できません。

業界・職種・ITスキルによって、将来性は全く変わってきます。

将来性は、「スキル×ニーズ」で決まる

スキルだけあっても社会的ニーズがなければ将来性は無いですし、社会的ニーズがあってもスキルがなければ、その職に就くことができません。

スキル(事務・IT)×ニーズ(業界・職種)を絞ることによって、将来性のあるキャリアを築いていきましょう。

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