一条工務店の進化系

全館冷房の落とし穴!?夏型結露対策!あなたの床下は大丈夫?!(一条工務店)

全館冷房をすると高温多湿の夏にも湿度管理できてカビが生えない、と思っていませんか?

実は、一条工務店で高気密高断熱住宅を建築し、全館冷房を前提に設計した我が家の床下を見たところ、トンデモナイ結露が発生していました。

まずはあなたの家の床下点検口の中を確認し、エアコンのドレン管が結露していないか確認しましょう

もし結露していたら対策は急務です。

この記事では夏型結露対策をご紹介しますので、ぜひあなたの家の夏型結露カビ対策の参考にしてみてください。

夏型結露の発生場所

全館冷房を前提に設計した我が家ですが、室内の除湿は非常にうまくいった反面、もの凄い除湿量で外に排出される水がとんでもないことになったので、DIYで雨水升へ流し込みました。

念のため、床下の配管がずれていないか確認したところ、床下を通っている塩ビのドレン管には、全館冷房で除湿された冷たい水が通っているため、高温多湿の外気温に触れた部分が大量に結露していました。

これに気づいたコタローは、室内の壁内ドレン管が心配になりました。

もし壁の中を通っている塩ビ管が結露していたら、断熱材を腐食し、カビが生えることは必至です。

エアコンの水漏れの件で監督さんに来てもらう機会があったので状況を説明したところ、こんなやり取りがありました。

監督
監督

エアコンの温度設定が低すぎます。そのためドレン管を通る排水も冷たくなり、結露しやすくなっています。一条工務店では、低くても冷房は25℃までを推奨しています

コタロー
コタロー

一条工務店は除湿もして快適に過ごすことを推奨していますよね?除湿し続けるため(サーモオフを避けるため)エアコンの温度を下げるのは、想定すべきではないですか?

監督
監督

冷房を25℃や28℃設定にすれば湿度は60%以下にはなるので、そうすればカビは生えにくい状況になります。コタローさんは一条工務店のコンセプトとは違う運用をしているので、一般的なドレン管の施工では結露する可能性があります。

コタロー
コタロー

一条工務店の施主も館冷房の知識は広まっています。そうすると、エアコンを同様の設定にする可能性があり、快適な湿度を作り出すためには、ドレン管の工夫が必要ではないですか

監督
監督

もちろん今後の検討材料として本社には報告させていただきます。

こんなやり取りの後、一条工務店の監督さんに無理言って、一部を見せてもらいました。そうしたところ…

ほぼ大丈夫でした!!!

少し湿っている感じはありましたが…滴り落ちるほど濡れてはいない…はず。

我が家の湿度は45%。現在の一条工務店の目標とする湿度レベル(60%以下)が違いましたが、まず対応すべきは、床下だけをターゲットにしました。

床下はかなり狭く、捨ててもいい服を着て中に入りましょう。体の硬い方はNG。色んなところをツります。。。

床下…興味で中に入りましたが、結構厳しいです。。。

夏型結露の問題点

夏型結露は一条工務店だけの問題点ではありません。

こちら(大東住宅株式会社)で詳しく紹介されています。

夏型結露は、家の中で起きる結露ではなく、住宅の基礎部分や壁の中で結露を起こして木材を濡らし、木材が腐ることで構造上の耐力をなくすだけでなく、カビや害虫の問題が発生します。

結露が発生する理屈は簡単ですが、特に今回の結露は、コップの外側に水滴がつく例が分かりやすいです。

エアコンの冷房・除湿によって発生した水は冷たく、その冷たい水が通るドレン管が冷え、周囲の湿った空気が結露を起こします。

基礎を外断熱にして、しっかり気密を確保すると、外部の温度変化の影響は少なく、結露しにくくなるそうですが、i-smartでは目視で外が見えるほどの隙間があります。

当然、基礎内は外気の温度・湿度と同等です。

下手な話、換気をすればよいので、床下にサーキュレーターを24h回してあげれば、少しは解消するかもしれませんが、電気代がかかるのと、芸がありません。

そこで我が家が取った対策をご紹介します。

夏型結露の対策

一条工務店のドレン管は、縦管は塩ビ管横管は断熱施工した管を利用しているそうです。

横管は冷たい排水がとどまることを想定し、断熱施工した管を利用しているとのこと。

結果、夏の高温多湿の時期に壁内は結露をしていなかったので、梅雨も大丈夫であると想定できます。

これらのことから、床下のドレン管(塩ビ管)のみ、自分で断熱材を施工しました。(写真は施工途中)

新たな問題点の発見

床下のカビ

床下にもぐって断熱材施工をしていた際に気づいたことがあります。

まず、結露水が基礎の立ち上がり部分まで侵食しています。

これは、ドレン管を断熱材施工し、今の水を拭き、乾くかどうかを経過観察してみます。

秋になれば自然と乾くでしょう。

最大の難関は冷媒管の結露

加えて、ドレン管だけでなく冷媒管も結露しています。

冷媒管は太いので、太めの断熱材を上下に重ねる形で施工(写真は施工過程)しました。

プロがやると非粘着性のシートで巻きながら、最後に粘着性のビニールテープで巻くと思われます。

しかしながら、翌日確認してみると、冷媒管は、なんと断熱材の上から激しく結露していました。

ドレン管(塩ビ管)は、断熱材を施工したことによって、断熱材の上も結露は防げました👍

もし、冷媒管の断熱に、どんな状況でもしっかり断熱できる材料をご存じの方は教えていただけると嬉しいです。問い合わせ先からご連絡お待ちしておりますm(__)m

まとめ

おそらく現時点で、一条工務店で建築済みの住宅は、全館冷房で「冷房設定が23℃」にしている場合、床下のドレン管は結露している可能性が高いです。

木材に密着していなければ、土台を腐らせる心配はないと思いますが、基礎コンクリート上はカビる可能性があります。

そもそもエアコンの配管を通す際、すでに設置してある断熱材ほじって(突き破って)施工しているため、基礎には断熱材の破片がバラバラ落ちていて、それも水を吸っています。

地域や施工状況によっては夏型結露をしない家もあると思いますが、全館冷房で冷房の設定温度を23℃程度にしている施主は、まずは確認してしましょう。