せっかくの新築だからホームシアターにしたいね!
でも、種類が多すぎるし、通信の規格や相性もあるらしいから、何を買って、どうやって繋げていいいかわからない…
頑張って!!
せっかくのマイホーム。これを機にスピーカーやディスプレイに手を出そうかという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ツウの方は難しい用語を並べ、自分で調べろと言われ、「どうやって接続(配線)したらいいのか?」「テレビでもプロジェクターでもスピーカーから音が出すことはできるのか?」と悩んでいませんか?
本記事で分かること
- ホームシアターを構成する機材
- 配線の方法
- ケーブルの種類
この記事を読めば、具体的にどんな機種を選定し、どのケーブルで何と何を接続すれば良いのか分かり、迷わずホームシアターを接続することができます。
また、ベタな話、これから記載する機材と同じものを購入し、同じセッティングをすれば、簡単に同じようなことが実現できます。
シアタールームでやりたいこと
まず私が実現したかったことを紹介します
- 地上波もBlu-rayもVOD(ビデオオンデマンド)もゲーム(switchやWii)も、テレビにもプロジェクタにも投影できるようにしたい。(操作は簡単に切り替えられるように)
- テレビ、Blu-ray、DVD、VOD、ゲームもテレビで投影しつつ、スピーカーから音を出したい
- switchで、マイクだけ買えばカラオケができるようにしたい
投射は<テレビ>と<プロジェクタ・スクリーン>の2出力。
音は<テレビ>と<スピーカー>の切り替え
投影したいコンテンツは、テレビ・Blu-ray(DVD)・ゲーム・VODの4つ。
システム構成
まずは機材と配線の全体像をご紹介します。
ピンクの矢印→は、HDMIケーブルですが、必ず以下の性能のものを購入してください
- ARC対応
- ハイスピード
- Ver1.4以上(できれば2.0)
- ケーブルは5m以内が望まれます
テレビ自体もARC対応のテレビである必要があります。
AVアンプ
AVアンプの性能を見るときは「出力は2系統」であることを選びましょう。
これでテレビとプロジェクタの切り替えが簡単にできるようになります。
入力は、Blu-rayやゲームなど、AVアンプを通してテレビ等に映したい数をカバーできる性能を選びましょう。
以下の有名メーカーで、出力が2系統あれば、たいていどれでも大丈夫です。
- 1. ヤマハ(Yamaha)
- 2. ONKYO(オンキヨー)
- 3. パイオニア(Pioneer)
- 4. DENON(デノン)
音や値段、ブランドなどで選びましょう。
非常に悩み、各メーカーでコレというところまで選定し、結果、DENON AVR-X2500H(後継機種はDENON AVR-X2700H)を選び、素人としては大満足です。最後は「音の好み」とされていて、素人にはそんなに違いが分かりませんでした(苦笑)
スピーカー
これは一条工務店のメリットでしょう。天井スピーカーとサブウーファーをオプションで購入しました。
これで5.1ch。十分ですが、せっかくだからと私は欲をかいて、もう1セット購入(DALI スピーカー ZENSOR1 WLTD:後継機種はDALIダリ OBERON1)し、7.1chにしました。
DALIは、低音が利くため、ウーファーがなくても良いのですが、ウーファーと組み合わせても、低音の音ズレがしにくくなり、よりイイのです。何より評判がイイのに激安。
玄人からすると天井スピーカーは駄目だそうです。スピーカーの配置が良くないらしい。
でも私は初心者なので、天井スピーカーでも十分満足しております。
スピーカーケーブルはウーファーとアンプ間でも使うので、長めにし、一応バナナプラグにチャレンジしてみました。
バナナプラグは使わなくても接続できるのですが、今後抜き差しを考えると、つけておくことにしました。
プロジェクター
プロジェクタで気を付けなければいけないのは焦点距離です。
プロジェクタからスクリーンまで、どのくらい距離をとれるか、です。
部屋の大きさによって各家庭で違うと思いますので、必ず確認しましょう。
値段に糸目をつけなければ際限なくなるので、私はコストパフォーマンスを重視しました。
EH-TW5650は明るさ十分、switchでマリオをやっても遅滞は感じません。
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スクリーン
我が家はオプションを選ばず、施主支給(100インチ:15,800円)としました。
将来的に電動を導入する可能性も考え、天井にコンセントは配置しました。
まとめ:録画・Blu-ray・VOD・ゲーム機・カラオケ
ホームシアターを接続する際に気を付けるのは3つのポイントです。
出力2系統を購入する
AVアンプはのテレビを購入する TVはARC対応
HDMIケーブルは「ARC対応」「ハイスピード」「Ver1.4以上」「ケーブルは5m以内」とする
接続するこの構成にすることで、当初希望していた全てを満たすことができました。
実現できたこと
- テレビ映像×テレビスピーカー
- テレビ映像×7.1chスピーカー
- Blu-ray映像×テレビスピーカー
- Blu-ray映像×7.1chスピーカー
- プロジェクター映像×7.1chスピーカー
- VOD映像×テレビスピーカー
- VOD映像×7.1chスピーカー
- ゲーム機2種の映像×テレビスピーカー
- ゲーム機2種の映像×7.1chスピーカー
加えて誤算だったのがAmazonプライムです。通常、Panasonicのテレビは、Amazonプライムビデオの5.1chは対応していません。(公式:2019年2月現在)
しかしながら、この構成にすると、なぜか5.1chとして、スピーカーから音が流れます。(Fire TV Stickを購入しなくても良いです)。ARCだから???
※加えて、わたしのやり方が違うだけかもしれませんがVODがプロジェクタで映らない状況です。
しかも、switchに別売りで買ったマイクを刺すだけでからAVアンプを通すことで、カラオケも可能です。
大人は声量があるので気が引けますが、複数の家族(子ども)が集まったときのオモチャにはなるでしょう。
意外にも、妻の「導入してよかったオプション」はシアターセットでした。(導入する前は仕分け対象でした…)
もちろんswitch等のゲームやDVDが大画面でできます。
もし悩んでいる方がいらっしゃいましたら、とてもオススメです。
休日、掃除をしながらスピーカーで音楽を聴くとか、YouTubeで7.1ch聴くとか、とても贅沢な気分になります!
これで映画館いらず♪
休日の朝にジャズをかけて食パン食べるだけでも贅沢な気分です👍
本記事で紹介した機材
HDMIケーブル:HDMI 2.0 ハイスピード 4K 60Hz 3D HDR ARC イーサネット対応 24k
アンプ:Denon AVR-X2700H 8K Ultra HD HDR10+ eARC 7.2ch AVサラウンドレシーバー
スピーカー:DALI OBERON1/WH(ホワイト・2本1組)
スピーカーケーブル:AMAZONベーシック 16ゲージ 約30メートル
バナナプラグ:audio-technica ソルダーレス AT6302
天吊り金具:PM-ACE-200