一条工務店の進化系

効果絶大!サンシェードで日射熱カット!熱帯夜がなくなる?!

(追記:2019年8月3日)

「クーラーを入れているのに寒くて快適ではない」「夜タイマーでクーラーを切ると、そのあと室内が暑くて寝れない」と困っている方は多いのではないでしょうか。

実はこの夏の過ごしにくさを解消させるためには、「室内に日射熱を取り込まない」こと=サンシェードを設置することで、夏の熱帯夜を軽減させることができます。

キーワードは「蓄熱」です。

昼、太陽の日射熱が室内に入り込み、室内を温めます。具体的には室内にある壁(石膏ボード)には水分が含まれており、その水分が温められます。

なぜ壁に水分が含まれているかというと、火事が起きたときに火が燃え移ることを遅らせるためです。その量、石膏ボード1枚3kg~4kgと言われています。

つまり、クーラーで部屋を冷やしても、壁や床や天井には床暖房が流れていると思ってください。結果、暑くてクーラーで冷やすと部屋は寒い、でも、クーラーを消すと暑くなる、となるワケです。

そうはいってもサンシェードを設置して部屋が暗くなるのは嫌ですよね。

この記事では、夏、快適に過ごすため、

  • 夏の熱帯夜になる理由
  • 熱をカットし、光は取り込むオススメのサンシェード

についてでご紹介します。

サンシェードの絶大な効果

サンシェードの効果は、家の外で日射熱をカットできるということにつきます。

住宅の熱損失(夏に熱い、冬に寒い)の原因は6割~7割がが原因であり、そのうちカーテンだと日射熱を4~5割カットできますが、室外でのシェードの場合、日射熱を8割以上カットできるというデータがあるほどです。

カーテン(室内)で日射熱を遮っても、カーテンが温まるため、そのうちその熱は室内を温める原因となります。

同じくサンシェード外断熱が重要です。

窓と壁

窓と壁の厚みを比べたことはありますか?壁は窓の何倍も厚みがあります。壁に比べると、トリプルサッシと言ったって壁の断熱性能に敵うわけがありません。

サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置

一般的には窓と壁には10倍もの厚みが違うこともあり、開放感を重視して窓を大きく・多用すると断熱性能がガタ落ちします。

5月GWのある朝(9時頃)、東側の窓を触ってみると、非常に熱くなっていました。火傷するほどではないですが、明らかに、同時刻の西側の窓より、かなり熱いです。

当日、サンシェードを設置したところ、窓は30分後には常温になっていました!

改めてサンシェードの効果を実感しました。

シャッターでもよいか?と聞かれればNoです。シャッター自体が熱くなり、その熱が窓を伝って室内に侵入してきます

遮熱し、そのもの自体が熱くならないサンシェードをオススメします。

サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置

出典:日本建材・住宅設備産業協会        出典:リクシル

熱損失の原因である7割のうち、8割の原因をカットできるということは、日射熱対策の50%以上を実施したことになります。

1つの対策で50%の対策が完了とは、非常に効率的です。仕事でもそうですが、原因の上位の対策を取れば、対策のほとんどは完了するという理屈です。

電気代も安くなるという触れ込みもありますが、シェードの値段の方が高いので、投資の回収は期待しない方が良いです

それよりも「家の快適性が増す」というメリットの方が大きいと思います。

二次的なメリットとしては外からの目隠しになる、ということです。遮光性のサンシェードにすると全く外から見えませんが、開放感がなくなります。

しっかり遮熱し、明るさも入ってきてほどほどに目隠しになる」がちょうど良い

次に、ほどほど明るさが入ってくる(採光性)サンシェードについてご紹介します。

ベランダに設置することで遮熱効率が大きくなる

窓から熱が入ってくることで熱帯夜になり、それを食い止めるためにサンシェードが有効だということは理解していただいたと思いますが、問題は「採光性」です。

しっかり遮熱すれば採光性が犠牲になり、採光性を重視すると、遮熱力が落ちる懸念が出てきます。

もちろん採光性を犠牲にしないため、壁の上部に横長の採光用FIXや小さい窓を多く使ったり、照明計画を工夫することで明るく保つことは重要ですが、すでに設計が終わっている方はベランダを活用しましょう。

両写真の左側はベランダです。(サンシェードの商品名は左が採光性のあるMKSS」、右が遮光のUltra+SS」です)

サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置   サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置

同じ時間帯に撮った写真です。さすがに開放感が違います。

一方、遮熱性のは、商品の数値ほど大きくは感じません。窓はしっかり常温です。

例えばサンシェードの下側を、ベランダの手すりにかけることで少し開放感が出ます。両方購入したコタローとしては、採光性のあるシェードをオススメします。

昼間は外から中はほとんど見えませんが、夜は外から室内は見えます。

しかし、夜、道路からじろじろ室内を見ていれば目立ちますし、そんな人も少ない、というのが現状です。

<追記:2019年7月8日>

サンシェードのハトメが外壁や窓にガツガツ当たり、遮光のサンシェードはバサバサ音がうるさく、近所からクレームが来るのが怖かったので対策をしました。

当ブログで何度もご紹介している「発泡ポリスチレン」です。

見た目はともかく、ハトメの大きさにシンデレラフィット

サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置

これにより外壁や窓に当たる音が「無くなり」、非常に静かになりました。そもそも全てMKSS(採光性あり)にすれば良かったです。

見た目が非常に悪いので工夫の余地あり、ですが、まずは近隣住民の皆様への配慮が先です。

方角

いわゆる一般的に、東京地域であれば日射熱取得率は以下の通りです。

0.341
0.434
西0.504
0.512

つまり、気にするべき方角は東と西が最優先ですが、ざっくりいうと、北以外は日射熱を気にしましょうという結論になります。

もしこれから家を建築するのであれば、庇の導入(日射角度から庇の必要長さを算出)が最も確実ですが、すでに建築済みの方はそうもいかないでしょう

サンシェードの導入にハードルの高さを感じているかもしれませんが、簡単にサンシェードを取り付ける方法をご紹介します。

サンシェードの簡単取り付け方法

サッシへの設置型

コストをあまり考えないで良いということであれば、収納型サンシェードをお勧めします。一度取り付けてしまえば、サンシェードを広げたりしまったりすることが非常に容易です。風の強い日はすぐにしまえます

最近のサンシェードは既存のサッシに取り付けられるよう、工夫がされており、サッシにも家にも穴をあけずに簡単施工できる商品も出てきております。

取付金具

そこまでお金をかけたくない派の方にお勧めなのが、これもサッシにも家にも穴をあけずに簡単施工できる取付金具が便利です。

一条工務店の施主

ハイドロテクトタイルはゴツゴツしているので、貼るタイプは付きません。壁に穴をあけたくない場合、ハイドロテクトタイルの高さが5cmなので、タイルを挟み込むタイプのものだと設置可能です。

 

(追記:2019年8月3日)

作りがしっかりしているため、少し重量があるので、1階や、下の人通りが少ない2階であれば大丈夫でしょう。

ハイドロテクトタイルにしっかり固定できます。

鴨居フック かもいフック ハイトロテクトタイル サンシェード

サッシに取り付ける取付金具
シャッター雨戸に取り付ける取付金具

こちらが最もよく商品がまとまっていると思います。

我が家の例

我が家はスタイルシェードを希望していましたが、「準耐火構造」とするため、スタイルシェードの素材が対応しておらず、断念。結果、保険をかけて設置していたアイプレートにより固定しております。

サンシェード 日射熱 熱帯夜 簡単設置 アイプレート

おすすめサンシェード(遮光と遮熱)

サンシェードの選び方は2点が重要です。

  • サッシや外壁に固定し、収納できるタイプかシェードをロープやカラビナなどで固定するタイプ
  • 遮光採光

採光必要な場所遮光を設置すると、暑さはしのげても満足いきませんし、外壁設置できれば使いやすくなりますが、導入コストがかかります

方角やコスト、採光は、あなたに合ったものを組み合わせましょう。

スタイルシェード(LIXIL)
機能・コストパフォーマンス面から一番のオススメ。使い勝手や大手メーカーであるアフターフォロー面など、総合的にNo1です。
おすすめ度
断熱・遮熱効果最大83%カット
UV(紫外線)カット90%カット
特徴室内最大3.5℃ダウン、オトノン構造、アナノン構造

詳細ページ公式ページ

 まどかぜシェイド(BXテンパル)
窓・サッシの形状からスタイルシェードの設置が叶わなかった場合、スタイルシェードの機能に見劣りせずに、設置方法の選択肢が多いため、非常におすすめです。
おすすめ度
断熱・遮熱効果最大86%カット
日射熱取得率n=0.13
特徴採光性の高いメッシュスクリーンで木かげのような涼しさを演出してくれます。

詳細ページ公式ページ

 MKSS・シエスタ(colors)
MKSS・シエスタ(違いはデザイン)。サイズがオーダーメイドでき、完全な遮光ではなく目隠しにも最適。我が家はこれを購入しました。
おすすめ度
断熱・遮熱効果最大49%カット
UV(紫外線)カット最大98.7%カット
特徴サイズのオーダーメイド、シェードあり・なし試験の比較:約13℃

詳細ページ

その他類似品

商品名断熱・遮熱効果UV(紫外線カット率)特徴
アウターシェード最大87%カット約88%カットソフトクロージング機能
Ultra+SS最大64.5%カット最大100%カット防水性・遮光あり
クールブレイド熱を4%しか通さない98%カット室内に設置・サイズのオーダーメイド
SEKISUI 積水 masa最大80%カット約90%カット室内最大2℃ダウン
帝人フロンティア1級遮光最大64.5%カット最大99.99%カット椅子で比較:13.2℃

まとめ

夏の室内は、窓の外での遮熱が大きなポイント

その対策は、窓の外で遮るサンシェード

オススメは壁設置収納可能スタイルシェード

採光を考慮し、遮光こだわらない(遮熱効果にそこまで影響しない)

遮熱性能が80%・60%等の違いは温度にあまり影響しない

ポイントを確認しつつ、あなたにとっての最適解を導き出せることを願っています。