クーラーを消すと熱帯夜だし、つけっぱなしも電気代がもったいない…
サンシェードが効果があるっていうけど、安くて性能の高いサンシェードってどれなんだろう…
こんな疑問にお答えします!日当たりの良い家ほど5月から暑くてたまらないと悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介するサンシェードを利用すると、熱帯夜の夜を大きく軽減できます。筆者もいくつかのサンシェードを購入し、それぞれの窓で試してみた結果、最も効果のあるオススメのサンシェードをご紹介します。
本記事で分かること
- サンシェードの効果
- サンシェードを選ぶポイント(サイズ・設置方法)
- オススメのサンシェード
この記事を読むと、きっと失敗しないサンシェードを選べると思いますので、ぜひご一読ください。
結論から言うと、生地の信頼性もあり、オーダーメイドの大きさにカット可能で、ハトメがついていて、設置が超簡単なサンシェード「MKSS」「クールブレイド」の2つが超オススメ、という記事です。
サンシェードの効果
きっとこの記事を見ているあなたは、こんな悩みを抱えていないでしょうか?
- 夏になると外から室内の日差しでメチャメチャ暑い
- 冷房を入れると寒い
- 夜に冷房を入れていると冷房病になるからタイマーにするけど、タイマーが切れたらすぐに室内が暑くなる
- そもそもクーラー代がもったいない
実はこの記事を見ているあなたは、マンションではなく戸建に住んでいるのではないでしょうか?
マンションの悩みもあるとは思いますが、上下左右の部屋がクーラーを使って壁を冷やすことから、冷房代は安く済みます。
実は、戸建てに住んでいて、上の悩みを抱えているあなたには、サンシェードでの対策は非常にマッチしています。
なぜかというと、夏の熱帯夜・クーラーの問題は蓄熱と外断熱にあるからです。
夏の熱帯夜・クーラーの問題は蓄熱が原因。外断熱で解消。
なんじゃそりゃという方のために簡単に説明すると、部屋の壁は火事の時に燃え広がらないように多くの水分を含んでいます。そのため…
- 部屋が暑いのは熱が部屋に入ってきて、部屋の壁に含まれている水分に蓄熱する
- 防ぐためには熱を中に入れないための「外断熱が重要」
これによって外から入ってくる日射熱を80%以上カットできるんです!
もっと詳しく知りたい方は「効果絶大!サンシェードで日射熱カット!熱帯夜がなくなる?!」に記事を書いています。
そうはいっても設置は大変そうだし、部屋が暗くなったら嫌だし、そもそもベランダに出にくくなるんじゃない?
こんな懸念に回答いたします!
サンシェードを選ぶポイント
そもそもサンシェードなんてどれを買っても同じなんじゃない?と思っていませんか?実はサンシェードも商品によってさまざまな違いがあるんです。そんな中でも選りすぐりの選定ポイントをご紹介します。
- 性能検査済みの素材か(光を通し、熱を通さない)
- 撥水加工か
- サイズをオーダーメイドできるか
- ハトメがついているか
製品を選ぶ際は必ず第三者機関が性能検査しているかはチェックしましょう。検査していればWEBページに表示されているはずです。これを確認することで光を通しつつもしっかり熱をカットしくれるかを確認することができます。
また、収納式サンシェードは価格が高い上に設置工事が必要なので、今回は簡単に設置できるサンシェード単体のみをご紹介します。当然、雨にあたることもあると思いますが、撥水加工になっていることを確認しましょう。
次に重要なのが、サイズとハトメです。多くの場合、ベランダのある大きな窓の遮熱を希望されると思いますが、そういった窓は出入りする場所でもあります。サンシェードを設置したら出入りしくくなった…とならないように、利便性にも配慮する必要があります。
実は窓のサイズピッタリのサンシェードでハトメがついていると、吸盤を使って女性でも超簡単に設置でき、しかも出入り楽々ということが実現できるんです!!
プラスチックの留め具だとグッと締め付けられないので、NUTタイプがオススメです。
おすすめの紹介
では、選ぶポイントをすべて満たしているサンシェードをご紹介しましょう。他にも性能が高いサンシェードはたくさんありますが、どれも定型の大きさで、大きすぎることが多いです。
そんな中でもオススメは2種類です(筆者は両方購入して使用済みです)。遮光はおすすめしません。光が入ってこないデメリットに加え遮熱の大幅なメリットがないためです。外断熱であれば通常生地で十分です。
性能一覧
項目 | MKSS | クールブレイド |
サイズ | オーダーメイド | オーダーメイド |
遮熱効果 | 49%カット(体感温度-5℃) | 4%しか熱を通さない |
UVカット | 98% | 98% |
ハトメ | ○ | ○ |
撥水 | 撥水加工4級 | ― |
縫製 | 全て日本 | 生地はフランス製、職人が1枚ずつオーダーに対応 |
設置場所 | 屋外 | 室内 |
効果
本当に凄いんです。外断熱した場合とそうでない場合の窓の熱さ・室内の暑さが全く違います。実はクールブレイドは推奨通り室内に取り付けたところ、やはり熱かったです。しかし、クールブレイドはフランス Serge Ferrari社の「Soltis86」「Soltis92」という、劣化しにくく十何年経っても破れない・伸びにくい超高強度生地のため、室外でもいけます。(オフィシャルには推奨していません)
クールブレイドの場合は、ぴったり合う吸盤が付属してくるのですが、MKSSの場合はロープの付属なので、吸盤は別に入手する必要があります。
ぜひベランダのサンシェードでエアコン代も浮き、少しでも熱帯夜が弱まる対策を実施すれば、リラックスできる自宅の時間が少しでも快適になると思います。
外に貼るのが大変なら、クールブレイドを窓の室内側に貼るだけもアリです。それだけでも今年の夏はいつもの夏とは違い、窓際にも座れるようになれると思います。