業界最大手のリクルートエージェントって、どんな人にオススメなんだろう…
結構良くない評判も聞くけど、本当のトコロはどうなんだろう
こんな疑問にお答えします。
当記事では、3つの視点で、リクルートエージェントの特徴や、利用すべき人についてご紹介します。
本記事の内容
- リクルートエージェントを利用した利用者目線
- 採用する側の人事担当から見えるリクルートエージェントの特徴
- リクルートエージェントの特徴から分かる利用すべき対象者
本記事の信頼性
リクルートエージェントの特徴
転職エージェント・転職サイトの違いは【転職経験した人事が暴露】事務職で30代・年収800万円・年間休日125日のキャリアを作る方法を完全解説で解説しているので、ここではリクルートエージェントの概要についてご紹介します。
一言で言うと、実績は業界No1ということです。
形態 | 転職エージェント |
業界 | 転職成功実績国内ナンバーワン |
求人数 | 非公開求人が10万件以上 |
実績 | 累積40万名以上 |
転職決定者 | 約7割は26~35歳 |
年収アップ | 転職決定者の6割以上が実現 |
業界No1だと、求職者が集まってくるので、求人も集まってきます。
転職をしたい求職者は無料で利用できる(採用したい企業側が支払う)ので、自分の市場価値を知ったり、どんな業界にどんな求人があるのかを見るだけでも有益です。
まだどこにも登録していないという人は、とりあえず業界No1に登録することが全てのスタートです。
コンサルタントの特徴
リクルートエージェント最大の特徴は、コンサルタントが2~3年で卒業(退職して独立)していく社風であることです。
つまり、まず若いコンサルタントが多いです。
ただ若いだけではなく、独立志向が高く、コンサルタント本人のスキルや実績を上げなければいけないので、転職決定力が極めて高いです。
一言で表現するとスマートな体育会系
ただ、体育会系といっても、利用した体験上、メールや電話が多いワケではありません(直接話す接点は登録時くらいです)。
個人のポータルサイトにガンガン求人を紹介してきてくれる、ということです。
リクルートエージェントのメリット
圧倒的求人数
リクルートエージェントのメリットは、圧倒的求人数です。
転職活動の中でツライのは、応募したい求人が出てこないコト。
その意味では、リクルートエージェントは紹介求人が継続するので、メンタル的に安定をもたらしてくれます。
企業に対して強気
人事をしているからこそ分かることですが、リクルートエージェントは人材を探している企業に対しても強気です。
採用が決まる紹介料は、業界平均して約30~35%ですが、絶対に35%から下げません。
他社は値引きされることを前提に35%を提示し、30%で契約しますが、リクルートエージェントは企業から求人をもらえなくなっても交渉に応じません。
ここから何が分かるかというと、年収交渉もかなり強気です。
実は、他社の転職エージェントから年収交渉を受けることはあまりないのですが、リクルートエージェントだけは別。
年収アップ交渉は、リクルートエージェントが最も強いです。
リクルートエージェントのデメリット
リクルートエージェントの利益は、転職成功者の年収×35%です。
コンサルタントは独立志向が強く、実績主義なので、年収交渉も強いです。
一方で、とにかく転職先を決めなければいけないので、数をこなさなければいけない面があります。
つまり、ある程度は事務的で、ルーティンを回し、散弾銃のように成約させていかなければいけない、という現実があります。
そのため、人生相談やキャリア形成の相談まで、なかなか手に周らないという現実があります。
ただ、転職エージェントの登録・利用は完全無料なので、リクルートエージェント以外で転職の相談をすればよいです。
キャリアをちゃんと考えて、提案してくれるのはdodaエージェントです。
リクルートエージェントがオススメな人
どの転職エージェントも同じように見えます、各社には社風・特徴があり、利用者はそれを上手く利用するのが転職成功のカギです。
リクルートエージェントの特徴
- 20代後半~30代前半に強い
- 圧倒的な求人数
- 企業に対して強気
リクルートエージェントに登録すべき人
- 転職でアピールできるスキルがある人
- どこにも登録しておらず、これから転職活動をする人
- 年収アップしたい人
転職先から内定を得るという特化した強みの反面、キャリア相談・人生相談には若干の弱みがあります。
もしガンガン求人を紹介してくるのが嫌になればスルーするか退会すればいいだけです。
圧倒的にメリットの方が強いですし、ほとんどの転職活動者が登録しているので、まずは情報収集を目的に登録するところがスタートです。