- 一条工務店の光熱費って実際どのくらいかかるの?
- 太陽光発電を付けても結局高い電気代を払い続けることになるんじゃない?
- 24時間エアコンや床暖房を使ったら電気代が跳ね上がるのでは?
太陽光パネルの導入を検討しているものの、実際の光熱費負担が分からず、不安を感じていませんか?
本記事では、東京都練馬区で太陽光発電6.72kWを設置した一条工務店の住宅において、24時間快適な空調環境を維持しながら年間1.7万円のプラス収支を実現した5年間の実録データを完全公開します。
この記事を読めば、一条工務店の実際の光熱費負担、太陽光発電の投資回収実績、季節別の詳細な電気代変動まで、建築検討に必要な全ての情報が手に入ります。
初期投資費用の回収から日々の電気代まで分析した内容を解説していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
【結論】東京都練馬区で5年住んだ光熱費の実録|年間実質負担額は1.7万円のプラス

一条工務店で建築した我が家の5年間の光熱費実績を完全公開します。24時間快適な生活を送りながら、光熱費でお金が残る生活が実現できています。
- 建築地域:東京都練馬区(首都圏、温暖地域)
- 住宅面積:100㎡(約30坪)
- 冷房運転:6月〜10月まで毎日24時間全館冷房を稼働
- 暖房システム:一条工務店の全館床暖房(冬季24時間稼働)
- 太陽光パネル:6.72kW(設置費用198万円)
- 給湯:ガス
5年間の光熱費実績|年間1.7万円のプラス収支

東京都練馬区での5年間の実績を集計したところ、年間1.7万円の光熱費プラス収支が実現できました。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 年間買電費用平均 | 132,728円 | 電力会社への支払い |
| 年間売電収入平均 | 150,148円 | 余剰電力の売却収入 |
| 年間実質負担 | -16,776円 | 1.7万円のプラス |
重要なことは、無理して節電したわけではなく、夏は全館冷房、冬は全館床暖房を稼働させ続けた結果という点です。
次のセクションでは、実績をもとに詳しく解説していきます。
年別推移|太陽光発電は本当に元が取れるのか?
はじめに、太陽光発電の3つの経済効果を初心者向けに分かりやすく説明します。
太陽光発電の3つのお金の流れを理解しよう

①自己消費効果(買わなくて済んだ電気代)
昼間に太陽光で発電した電力を家庭で使用することで、電力会社から電気を買わずに済みます。これが実質的な「節約効果」となります。
②買電費用(電力会社への支払い)
太陽光発電だけでは足りない電力(夜間や曇りの日など)を電力会社から購入する費用です。
③売電収入(余った電気を売った収入)
家庭で使い切れなかった余剰電力を電力会社に売却して得られる収入です。
費用回収が確実な理由
本記事では、発電による自己消費、売電と、発電していない時間帯の買電の料金を計算しています。
ただ、自己消費を含めなくても、つまり、発電による売電と、発電していない時間帯の買電の収支差だけでも年間プラスになっていました。
- 当初予想を11%上回る発電量:年平均7,146kWh(予想6,438kWh)
- 安定した売電収入:年間約15万円の継続収入
- 自己消費による節約効果:一般住宅なら年間約30万円の電気代が必要なところを約13万円に削減
投資回収の正確な計算

次に、買電-売電だけではなく、自己消費(本来、買電すべきだった電気料)も含めて計算すると、太陽光パネル購入費用に対しで、どのくらい費用を回収できたか(年間の経済効果)を紹介します。
| 経済効果の内訳 | 金額 | 説明 |
|---|---|---|
| 売電収入 | 150,148円 | 余剰電力を電力会社に売却 |
| 自己消費節約効果 | 約200,000円 | 一般住宅(年間33万円)との差額 |
| 実際の買電費用 | -132,728円 | 電力会社への実際の支払い |
| 年間総合効果 | 約217,000円 | 実質的な家計メリット |
- 初期投資:1,979,964円
- 年間経済効果:約217,000円
- 回収期間:約9.1年
結果として、購入前のシミュレーションにあった11.9年より大幅に短縮されており、一般的な太陽光発電の回収期間(10-12年)と比較しても良い結果となりました。
年別発電実績の安定性
2020年から2024年の5年間で、空調の故障(冷房の故障により再熱除湿機能を利用(2021年)や電気料金高騰(2022年)もありましたが、安定した収益を維持しました。
約9年で設置費用を完全回収し、その後は毎年約22万円が家計にプラスとなる計算です。
月別・季節別の電気代を大公開|夏冬の光熱費はいくら?

24時間エアコン・全館床暖房を使っても、年間を通じて月1-2万円で快適生活を実現しています。
季節別電気代実績(2024年)
過去5年分のデータを集計してみたところ、日照時間の短い春(主に2月)に実質負担が増えていたことが分かりましたが、それ以外の季節では、売電収入ー買電費用=ほぼ同額となっていました。
| 季節 | 買電費用 | 売電収入 | 実質負担 |
|---|---|---|---|
| 夏季 | 13,697円 | 13,477円 | +220円 |
| 冬季 | 11,724円 | 10,218円 | +1,506円 |
| 春季 | 8,959円 | 14,982円 | -6,023円 |
| 秋季 | 11,347円 | 11,320円 | +27円 |
極端な気温での実績
冷房や暖房はその地域の気温によっても左右されるため、最高気温の平均、最低気温の平均を記載しました。
エアコンを使わない5月が、最も費用負担が少なかったです。
- 真夏(34℃):買電費用15,942円、実質負担2,734円
- 真冬(-1℃):買電費用11,407円、実質負担1,241円
- 最安月(5月):買電費用7,893円、実質7,815円のプラス
真夏でも真冬でも月1-2万円程度の負担で、24時間快適な空調環境を維持できています。
太陽光発電6.72kWの実力|発電量の5年実績
我が家が導入したのは、6.72kWで、その結果、シミュレーションを11%上回る安定した発電実績を記録しています。
発電実績まとめ
料金ではなく、kWで集計した結果、予想よりは多く発電していました。おそらく、シュミレーションより悪い結果になった場合、クレームに繋がるので、保守的なシュミレーション計算になっていたものだと思います。
| 項目 | 実績 | 基準値 | 評価 |
|---|---|---|---|
| 年間発電量 | 7,146kWh | 6,438kWh(予想) | 111% |
| 1日平均 | 19.6kWh | 12kWh(一般家庭消費) | 163% |
| 設置効率 | 1,063kWh/kW | 1,000kWh/kW(一般) | 106% |
月別発電パターン
次に、季節による発電量変動と最適期間も集計しました。当然の結果ですが、日照時間に伴って発電量が変わっています。
- 最高発電月(5月):817kWh(1日平均26.4kWh)
- 最低発電月(12月):510kWh(1日平均16.5kWh)
- 年間変動幅:約1.6倍(一般家庭電力消費の1.4-2.2倍を発電)
春季(20-25℃)が最も効率的で、夏季は高温により発電効率がやや低下しているようにも見えました。
一条工務店の光熱費に関するQ&A
5年間の実績データがあるので、一人Q&Aを作ってみました。
営業説明と実績の違いは?
A:営業説明を上回る好結果を実現。
| 項目 | 営業説明 | 実績 | 達成率 |
|---|---|---|---|
| 年間発電量 | 6,438kWh | 7,146kWh | 111% |
| 年間経済効果 | 166,970円 | 約217,000円 | 130% |
| 投資回収期間 | 11.9年 | 約9.1年 | 大幅短縮 |
実際の投資回収期間は?
A:約9年。
- 初期投資:約200万円
- 年間経済効果:約22万円(売電収入15万円+自己消費節約効果20万円-買電費用13万円)
- 業界比較:一般的な10-12年を短縮
冬の暖房費はいくら?
全館床暖房24時間稼働でも月11,000円程度。
- 12月:買電費用12,783円、実質負担2,981円
- 1月:買電費用11,407円、実質負担1,241円
- 2月:買電費用10,983円、実質負担297円
【まとめ】一条工務店なら光熱費を気にせず快適生活が実現
5年間の実績を集計したところ、自己消費も含めると、しっかりとシミュレーション通り、回収できていっていることが分かりました。
今後、劣化による発電効率の低下などで、収支差が悪化するかもしれないことは頭に入れておきましょう。
初期投資と回収データ
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 初期投資 | 198万円 | 6.72kWシステム |
| 年間経済効果 | 22万円 | 売電+自己消費節約-買電 |
| 投資回収期間 | 9.1年 | 営業予想11.9年を短縮 |
| 投資利回り | 11.1% | 一般投資を上回り |
実現できた快適性とコスト
24時間快適環境を維持しながらの成果は以下の通りです。
- 年間実質光熱費:1.7万円のプラス収支
- 夏季(最高34℃):月220円の実質負担
- 冬季(最低-1℃):月1,241円の実質負担
- 光熱費の心配:一切不要
太陽光発電の3つの経済効果を最大活用
太陽光パネルの収支差を見る際は、3つのポイントで確認しましょう。
- 自己消費効果:一般住宅なら年間33万円の電気代が約13万円に削減
- 売電収入:年間約15万円の安定収入
- 買電最小化:必要最小限の電力購入で月平均11,104円
長期的な投資価値
これまでの実績データを踏まえると、20年間の累積効果で約250万円のメリットがあると想定しています。
- 10年目以降:毎年22万円が家計にプラス
- 電気料金上昇対策:将来的な電気代高騰に対するリスクヘッジ
- 卒FIT後:自己消費中心の運用で継続的なメリット
これまで初期投資と、日々の売電・買電・自己発電の実績データを紹介してきましたが、一つ漏れていることがあります。
それは、太陽光パネルの廃棄費用です。一条工務店では、太陽光パネルは「屋根」として扱えるため、故障しても劣化しても廃棄する必要がありませんが、家を解体する際は廃棄する必要があります。
廃棄費用が気になる方は以下の記事も参考になると思います。
