こんな疑問にお答えします。
本記事は下記のような方に最適です。
狭い駐車場しか確保できなかったけど、カーポートを設置したい
カーポートを設置できる最小の駐車場の広さが知りたい
でも、駐車しやすさは確保したい
カーポートを設置できる駐車場の広さ
カーポートを設置できる狭小の駐車スペースは、片側の乗降がギリギリ可能な2.4mです。
カーポートの最小サイズ:2.4m~
2.4mの間口は、車体(1.8m)+窮屈な乗降(0.6m)の合計になります。
一方、カーポートの支柱は約16cmです。
そのため、2.4m+0.2m=2.6mが必要か、というと、実は2.4mでもカーポートの設置が可能です。
具体的に紹介します。
カーポートの種類
カーポートは大きく3つの種類があります。
M合掌・ワイド)
両側支柱タイプ(フラット・Y合掌)
片側支柱タイプ(通常・後方支持タイプ
両側支柱タイプ
両側支柱タイプは、屋根がフラットとM合掌の2種類があります。
両側に支柱を立てることで最も強度があるタイプ(積雪60㎝~200㎝)で、
4~5年毎に積雪する東京でも安心です。
ワイドタイプもあり、駐車場の広さによってカスタマイズ可能の商品が多いのが特徴です。
片側支柱タイプ
片側支柱タイプも1台用と2台用があり、2台用はY合掌タイプがあります。
支柱が1本なので、両側支柱タイプに比べ20㎝もスペースを有効に使えます。
一方で、積雪については最大20㎝程度であることも多く、雪の降らない地域でしか活用できないデメリットもあります。
後方支持タイプ
後方支持タイプは、後ろ側だけ支柱があるタイプで、片流れタイプの向きを変えているイメージです。
両側に支柱がないため、車の出し入れ・乗降に干渉しないため、
狭小駐車場に最適のタイプです。
間口が2.4mしかない駐車場にも設置可能です。
幅の狭い駐車場に設置可能なカーポート
カーポートの主なメーカは下記の3社になります。
LIXIL
YKKAP
三協アルミ
LIXIL
LIXILが販売している後方支持タイプのカーポートは「アーキフラン」になります。
デザインがスタイリッシュに加え、連結できるので、3台・4台という台数にも対応可能です。
項目 | 特徴 |
本体カラー | 本体2色、支柱8色 |
構造素材 | アルミ |
屋根素材 | 熱線吸収ポリカーボネート板 |
耐風圧強度 | 38m |
耐荷重 | 20㎝ |
台数 | 1台/2台 |
オプション | 着脱式サポート支柱 |
YKKAP
YKKAPが販売している後方支持タイプのカーポートは「エフルージュ EX FIRST」の1種類です。(エフルージュEXは2020年3月31日販売終了)
緩衝材の配置で、屋根ふき材の音鳴りに配慮されているのが特徴的です。
項目 | 特徴 |
本体カラー | 8色 |
構造素材 | アルミ |
屋根素材 | ポリカーボネート板/熱線吸収ポリカーボネート板 |
耐風圧強度 | 38m |
耐荷重 | 20㎝ |
台数 | 1台/2台 |
その他 | サポート支柱あり |
三協アルミ
三協アルミが販売している後方支持タイプのカーポートは
「フォーグ」「フォーグZ」の2種類があり、違いは積雪強度のみです。
熱線遮断FRP板DRタイプの選択が可能で、直射日光を拡散するとともに防火性能も高いのが特徴的です。
また、着脱式のサポート支柱があり、設置すると耐風圧強度が42m/sまで上がります。
項目 | 特徴 |
本体カラー | 7色 |
構造素材 | アルミ |
屋根素材 | ポリカーボネート板/熱線吸収ポリカーボネート板/熱線遮断FRP板DRタイプ |
耐風圧強度 | 38m/s |
積雪 | フォーグ:20㎝、フォーグZ:30㎝ |
台数 | 1台/2台 |
まとめ
カーポートというと支柱が駐車面積を邪魔するイメージがありますが、
後方支持タイプを利用すれば設置可能ですが、駐車場の設計は非常に難しいです。
隣地とのブロック塀の高さ
ポーチ角の削減
電線の位置による鳥の糞被害
カーポートは土間コンクリートへの設置が安定するので、
複数の外構工事業者に見積もりをするのが一般的です。
単純にカーポートを設置するだけでなく、その後の生活をシミュレーションした提案をしてくれる業者を選定しましょう。
ただ…そんな優良業者が簡単に見つかるのか…?
答えはYESです。
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