在宅勤務をすると、メッチャ腰が痛い…
テレワークを始めてから、なんだか肩が凝って疲れが取れにくくなった…
こんな悩みを解決します。
2020年春以降、在宅勤務が進んだことで、運動不足や肩こり・腰痛などの身体不調を感じる人が多くなってきています。
オフィスにいると立って話したりすることも多いですが、在宅勤務は基本PCでの作業です。
在宅勤務環境を整えることで、身体への負担を減らし、仕事の生産性がアップするので、ぜひ最後までご覧ください。
本記事の内容
- 肩コリ・腰痛が発生する原因
- テレワークの椅子を選ぶポイント
- おすすめの在宅チェア(除外商品、審査基準の理由を全て晒します)
テレワークで肩こりになる原因
テレワークをすると、3つの肩コリになる原因があります。
- 机が狭い
- 前かがみになる
- 長時間同じ姿勢
机が狭いと肩で腕を支える
机が狭いと肘が宙に浮き、肩で腕を支えることになります。
両腕は全体重の16%の重さです。
参照:プレミアムチェア専門店
オフィスのチェアだけでなく、車や新幹線にも肘掛があるのは、肘を支え、肩の負担を軽減させるためです。
そのため、アームレストを机の高さに合わせられる椅子を利用することで、肩の負担を軽減することで肩こり対策になります。
机の高さが合わないと首で頭を支える
テレワークの机は家庭の机であることが多く、一般的にオフィスのデスクよりも高さが低いです。
高さの低いテーブルにPCを置くと、PCが低く頭が前に出やすくなります。
頭は体重の約8%。通常のスイカと同じ5kg~6kgです。
この重さを背骨で分散させるのではなく、肩で支えると肩こりになります。
大切なのは高さを可動できる机・椅子を選ぶことや、傾斜台に乗せて、PCを傾けておくことで前のめりにならないような工夫が可能です。
傾斜台のおすすめはこちら
長時間同じ姿勢で筋肉が固まる
長時間同じ姿勢でいることは、同じ部位に負担がかかり、疲労が蓄積し、蓄積しきれなくなると痛みが出てきます。
姿勢を保つ筋肉は、通常では30分までしかもちません。筋肉が緊張したままになるため、疲れや血行不良により痛みが出てきます。
例えば足を肩幅に開いて同じ姿勢で4時間立ち続けるのはかなり厳しいです。
そのため、筋肉が常に強い緊張をしないよう、負荷を分散できる椅子に座る必要があります。
テレワークの椅子を選ぶポイント
在宅勤務をすると、なぜか今まで以上に腰痛や肩こりが酷くなります。
他のサイトでは全然紹介されていませんが、原因は肘の高さにあります。
アームレスト(肘掛)が重要
在宅勤務の特徴は、PC作業のみであることです。
営業もコンサルもPC作業が中心になります。
1日8時間はPCに向き合うことになるのですが、勤務用に設置された机や椅子ではないので、机と椅子の高さが合わないケースが多いです。
PCを打つとき、肘はどこにありますか?肘がどこにも寄りかかれない状態ではありませんか?
参照:プレミアムチェア専門店
オフィスで勤務しているときには無意識に避けられていた状況です。
- デスクが広く、PCの手前のスペースで肘が置けていた
- アームレストのついた椅子で、肘はアームレストに乗っていた
- そもそも1日8時間もPC作業のみ、ということはなかった
在宅勤務になって、肘がどこにも支えられていないので肩に負担がかかり、長時間のPC作業で疲労が蓄積し、姿勢が崩れ、腰痛にまで影響しているのです。
肩こり対策におすすめの椅子
他サイトのランキングは広告収入目当ての記事しかないので、本ランキングでは審査基準から除外商品まで、全てを公開します。
本記事の内容
- ランキング除外商品と理由を全て晒す
- ランキング審査基準を全て晒す
- 客観的審査基準によるランキング公開
「テレワークの椅子」ランキングの対象
本ランキングでは、下記の能力を徹底的に強化されている商品のみを紹介しています。
- アームレストの調整能力による肩への負担軽減
- 座面の調整能力による腰への負担軽減
- 背もたれの調整能力による体のネジレ軽減
他サイトは、ただのハイバックやリクライニング、生地の性能を中心に紹介。
本ランキングでは、信頼性確保のためランキングから除外する商品の条件も全て公開します。
除外した「テレワークの椅子」一覧
有名メーカー・大企業など、関係なく除外したので、全て公開します。
オカムラ | VC33 8VC33A |
レメックス・ジャパン | REC-317AX-B |
サンワサプライ | メッシュチェア 150-SNCM014 |
GTRACING | ゲーミングチェア |
Dowinx | オフィスチェア |
「テレワークの椅子」ランキングの審査基準
3つの審査基準
- 性能の比較
- 信頼性の比較
- コスト比較
ほとんどのサイトでは、全てのランキング審査基準を公開していません。
その結果、サイト運営者が自在に順位を操作できる客観性0のランキング記事ばかりが蔓延。
なので、ここでは「在宅チェア」を選ぶ下記3つ審査基準を設け、客観性を重視、全て公開します。
性能の比較
アームレストの調整は「可」と記載があっても、高さのみであることも多いです。
本ランキングではアームレストは高さ・前後・左右、および回転による調整が可能なチェアのみを選定しています。
また、リクライニング・座面・クッションなど、長時間座ることを前提に設計された商品を総合的に評価しています。
信頼性の比較
単に宣伝が上手なだけの商品は不要です。
本ランキングでは下記の内容を加味します。
- 身体に良い根拠
- 安全性と耐久性の厳格なテスト
- 保証期間
コスト比較
在宅チェアは、ある程度の高品質&初期投資は絶対条件となります。
そこで本ランキングでは、他サイトのように単純な価格だけで紹介する仕組みを排除。
総利用期間を基準に、コスパを審査基準にし、順位化しています。
テレワークの椅子 おすすめランキング
それでは、今ご紹介した審査基準をもとに、決定したランキングを見ていきましょう。
在宅勤務に最もおすすめのチェアは下記のようになりました。
第1位「ハーマンミラー ミラ2」
在宅チェアの代表格。正直、とりあえずハーマンミラー買っておけば大丈夫ですね。価格は高いですが、12年保証で絶対失敗しない圧倒的王者です。もちろん僕もユーザーですが、もうダイニングチェアには戻れない。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
性能 |
| 1位/3位中 |
信頼性 | 座面テスト100万回 | 1位/3位中 |
保証期間 | 12年 | 1位/3位中 |
価格 | 約145,000円 | 3位/3位中 |
コスパ | 約12,000円/年 | 1位/3位中 |
総合評価 |
第2位「スチールケース チェア Leap V2」
在宅勤務用として、とてもバランスのとれた汎用チェア。ですが、正直ここまでの額を出すならハーマンミラーを買う方がコスパは良い。満足度は高いですが、あくまでハーマンミラーは高いから…と妥協する人向けのチェアです。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
性能 |
| 2位/3位中 |
信頼性 | 最大500ポンドまでの重量テスト | 2位/3位中 |
保証期間 | 座部:8年、本体可動部:5年、肘可動・張り部:3年 | 2位/3位中 |
価格 | 127,000円 | 2位/3位中 |
コスパ | 約25,000円/年(5年で試算) | 3位/3位中 |
総合評価 |
第3位「Pro-X V2 Gaming Chair AKR-PRO-X」
在宅チェアの最低基準は満たしつつ、最強に低価格で初心者におすすめ。とにかく費用を抑える事が最優先な人にぴったりな低コストチェア。もちろんスペックなどは全て1位〜2位に比べ劣りますが、コスパは十分かなと。
項目 | 内容 | 順位 |
---|---|---|
性能 |
| 3位/3位中 |
信頼性 |
| 3位/3位中 |
保証期間 | 3年保証 | 3位/3位中 |
価格 | 約5万3千円 | 1位/3位中 |
コスパ | 約17,000/年 | 2位/3位中 |
総合評価 |
以上、3つの在宅チェアをまとめてみました。どれも5万円以上します。
しかし、在宅勤務で行動を制限されたことによる疲労は、確実に首・肩・腰に蓄積していきます。
安くはない金額ですが、精神的疲労・肉体的疲労、整体通いの費用と時間を考えれば、今、買っておかないとトータルコストで確実に損します。
- チェア:12,000円~
- 整体:2,000円/回×8回(2カ月)=16,000円
在宅チェアは健康器具。業務の生産性・プライベートの充実に影響します。
疲労の水がコップからあふれる前に検討をオススメします。
疲労軽減にはPCの角度や照明の質も重要です。