ダイエットをするときに必ず選択肢になるのが「ランニング」です。
しかし雨の日も風の日も、蒸し暑い日も疲れている日も、一生懸命走ったのに痩せない…ということで悩んでいませんか?
筆者も高校生の時に、朝も晩も「必死」にランニングをしましたが、お腹の脂肪は消えませんでした。
この記事で紹介する方法で運動をすると、体脂肪率6%も夢ではありません。
なぜなら筆者も実際に実践して体脂肪率6%まで落としたことで、お腹の脂肪がなくなり、腹筋もしていないのに気が付けばシックスパックになっていた、という経験があるからです。
この記事では、
- なぜランニングしても痩せないのか
- ランニングとウォーキングのどちらがダイエットに適しているのか
これらに悩むことがない、真実をお伝えします。
ダイエットの目的は体脂肪を減らすこと
ダイエットをしても
- 体重が減らない
- 体重は減っても体脂肪が減らない
- 体重は減ったが風邪をひきやすくなった
- すぐリバウンドしてしまった
ということはないでしょうか?無理なダイエットは健康を損ねます。
ダイエットの成功は「体脂肪を減らす」ことにあります。
体脂肪を減らすダイエットは、とても良いことがたくさんあります。
- 体重が減っても風邪をひきにくい
- リバウンドしにくい
- 臓器の負担が減り健康的なる
このブログでは効率的に体脂肪を落とす運動方法をご紹介するので、無駄な運動をせず、効率的に体脂肪を減らしていける方法をご紹介します。
体脂肪を減らすための条件
体脂肪を減らすには最も効率よく燃焼する条件を整える必要があります。
単純に「有酸素運動だから」というだけでランニングをしても、体脂肪が燃えるには非常に非効率的です。
なぜなら、心拍が上がりすぎると血液中の糖(エネルギー)を使って運動し、脂肪に蓄えたエネルギーを消費しないようにするからです。
もちろん激しい運動で血液中の糖を使い切り、脂肪のエネルギーを使うという方法もありますが、それにはかなりの追い込みが必要です。
普通の人がそこまで追い込む運動をするのは難しいでしょう。
体脂肪を効率的に燃焼するためにはいくつかの条件があります。
- 運動は「空腹時」に実施する
- 一回の運動は30分以上とする
- 運動は心拍数「110~120」で行う
どのくらいの運動をすると心拍数が「110~120」になるかというと、本当に人それぞれ違います。
今の心拍計はスマートウォッチにもなっていますので、普段は時計として利用できますし、ストレス度合いや睡眠の質なども測れますので、ぜひ購入を勧めます。
音で起こす目覚まし時計よりも遥かに心地良く起きることができますし、階段の上り下りや1日の消費カロリーなどは、生活の質を大きく変えてくれるはずです。
では心拍数「110~120」になる運動をご紹介します。
ランニングだと体脂肪が燃焼しない
正確には「何も考えずにランニングしても体脂肪が燃焼しない」ということです。
体脂肪が最も効率よく燃焼する条件は「心拍数が110~120」とご紹介しました。
普通にランニングをすると、すぐに心拍数130~140になってしまいます。そのため、ランニングは体脂肪が燃焼しにくく、ダイエットに向かないのです。
これからは「ランニング」「ウォーキング」といった運動名でダイエットをするのではなく、「心拍」を基準に運動する時代です。
運動は「スマートウォッチ(心拍計の機能付き)」を見ながら行う
自分がどのくらいの力で走ると、どのくらいの心拍になるのかというのは人それぞれです。
あなたにはあなたに合った強さの運動があります。
すでにマラソンをされている方からすれば6分/kmくらいで走ると平均心拍が120くらいの方もいるでしょうし、コタローの場合は8分~9分/kmくらいで走ると平均心拍が120くらいです。
他の人から見て「早いランニングだから体脂肪は燃えない」と思っても、走り慣れている人で「心拍数が110~120」の場合、その人にとっては体脂肪を燃やす最も良いスピードなのです。
必ずあなたに合った「心拍数が110~120」の運動があります。ずっと手首とストップウオッチをもって運動するわけにもいかないので「心拍計」が必須です。
数値の正確性とコストを考慮すると、FITBITやGarminの2万円弱の価格層が狙い目です。
体脂肪が最も効率的に燃える運動はコレ
ランニングは心拍数が130~140になりますし、ウォーキングは頑張っても心拍数が100程度までしか上がらないということがあります。
繰り返しますが、この心拍数は人それぞれです。無駄なことをしないためにも心拍数は必須です。
ではどんな運動が「体脂肪が最も効率的に燃焼させる」のかというと…
最も当てはまる運動は「スロージョギング」です!
一般社団法人スロージョギング協会で詳しく紹介しています。
ダイエットだけでなく健康にも良く、一般的に60歳くらいであっても推奨できる運動です。
この協会ではスロージョギングを「隣の方と話ができるくらいの運動の強さで行う
ジョギング」としていますが、筆者はあまりこの言葉に頼るのをオススメしません。
なぜなら「隣の人と話せるくらいの運動」でも「心拍数が130~140」になってしまうからです。
筆者の感覚的には、走る・歩くは、以下の感覚が「心拍数が110~120」です。
- 歩くくらいのスピードでランニングする
- かなり必死にウォーキングする
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで必死にダイエットしてきたけれども、なかなか体脂肪が燃えなかった、というあなたは、その理由が分かったのではないでしょうか。
また、そのためにどんな運動をすれば体脂肪が燃えるのかも理解していただけたと思います。
体脂肪を燃やすには心拍数110~120で運動をする
体脂肪を燃やす運動は「スロージョギング」が最適
ランニングやウォーキングの目的は人それぞれです。
タイムを早くしたい人、運動不足だから歩く人もいますが、あなたの目標はダイエットであり、体重を落とすことではなく体脂肪を落とすことのはずです。
そんな時はいくら抜かされたって良いのです。なぜなら「目的」が違うのだから。
筆者は太っていたころ、体重を落とすと風邪をひきやすかったです。
しかし、体脂肪を落としてからは、なぜか風邪をひきにくい体質になりました。
あなたが体脂肪を落として、身体的に健康になることで、美容やメンタルにも良い効果を及ぼし、本当の意味での「健康」になることを願っています。