一条工務店の進化系

太陽光パネルと蓄電池で自家消費をするための配線設計(一条工務店)

今後の電気代や災害時の電力確保などを考えると、太陽光パネルの導入を悩んでいたり、太陽光パネルはあるものの、蓄電池の導入を悩んでいたりしないでしょうか?

この悩みを解決するには、導入するにあたって「何を解決したいか」を明確にすることで購入判断ができます。

本記事では、単に太陽光発電システムを導入するのでもなく、単に蓄電池を設置するのでもなく、これからの時代に先駆けて、どのように電気を使っていくのか、ということをご紹介します。

もし各家庭で実現できた時には原子力発電所は不要になるでしょうし、災害時の避難所生活も、いくらかは快適になると思います。

太陽光パネル+蓄電池=次世代の電力エコシステム

太陽光パネルの導入だけでは収益にならなくなった昨今、何のために太陽光パネルを導入するのか?と考えると、光熱費用削減災害対策を目的に「蓄電池とセットにすることで電力を買わなくても生活できる」ことが目標になります。

太陽光発電と蓄電池をセットにすることで、

  • 電力会社の価格設定に左右されずに生活ができる
  • 火力発電や原子力発電への依存度が下がるためエコになる
  • 災害時に電力会社から電気の供給がストップしても生活ができる

このような生活をオフグリッド(オフ:電力オフ、グリッド:送電線)と言います。

もちろん、電気の作りすぎや日照不足で電力が足りないと言った場合に備え、筆者は完全オフグリッドは目指すべきではないと思います。別にあなたも私も○○主義ではないと思いますので、何かに偏りすぎずに、

  • 昼は太陽光発電で電力をまかないつつ蓄電
  • 蓄電池がいっぱいに溜まったら余剰売電
  • 夜は蓄電池から電力をまかなう
  • 蓄電池が足りなくなったら買電

こんな生活が目指すべき姿ではないでしょうか?筆者は原子力発電を継続・ストップについて特に意見はありませんが、各家庭が太陽光パネルと蓄電池を持つと、原子力発電所は無理なく止めることができる、もしくは火力発電を減らすことでエコになるのではないでしょうか。

これからを生きていく次世代の子どもたちにできることの一つな気がします。しかし、太陽光パネルも蓄電池も一気に導入!となると初期費用が非常に高くなります。

土地も一緒に購入した場合はなおさらです。リスクは分散させるのがセオリーなので、資金ショートを回避するため、先に太陽光パネルの導入、今後蓄電池の導入、という順番が望ましいです。(蓄電池を先に購入しても、太陽光パネルがないと効率的に蓄電できないため)

そうしたとき、蓄電池を設置する際に必要なのは「電力線」と「LANケーブル」です。

重要なのは事前準備<空配管の設置>

ユーザー(消費者)向けのパンフレットには、工事事業者のためではなく、簡単に分かりやすく書いてあるので、パワーコンディショナーと蓄電池を繋げるくらいに書いてある資料もあります。

しかし、電力線はその電圧からLANケーブルにとってノイズになります。ノイズになるということは、単純に「LANケーブルが果たす機能が正常に使えなくなる」ということです。

つまり、パンフレットには一本の線なのに、「空配管」は2本引いておかなければいけない場合もあります。

この空配管があることによって、壁に穴をあけず(気密性を保つ)に蓄電池の導入ができるのです。一条工務店は1本7,000円~8,000円ですが、後で穴をあけると考えると必須です。

では、空配管設計はどのようにしておけばよいでしょうか。

空配管の設計が一番難しい

空配管設計の難しさは「蓄電池によって配管設計が違う」ということです。将来を見越して、ある程度どんな配管設計であっても対応できるようにしておかなければいけません。

屋外に置く蓄電池もあれば、屋内用の蓄電池もあり、パワーコンディショナーとの接続する関係で空配管の数が変わるからです。

メーカーの正確でゴチャゴチャした図を簡略化すると、こんな感じです。

各メーカーの蓄電池

ニチコン

一条工務店の太陽光パネルはニチコンなので、ESS-U2X1ESS-H1L1などの相性の良い製品が多いですが、問題は価格です。

どちらも希望小売価格400万円程度と、簡単に手の出る価格ではありません。非常時の保険料としても高すぎる感が否めない状況です。

もちろんしっかり停電時には自動切換、昼に蓄電余ったら余剰売電が可能です。

パナソニック

筆者が一条工務店を購入する際の筆頭候補でした(過去形)。ブランド、安定感、システム機能のどれも一流ですが、価格が非常に高いです。蓄電池11.2kWhを検討すると、工事費も含めて300万円程度(図の500万円ー太陽光パネル200万円になります。

昼間は太陽光の電力を使いながら蓄電池に貯め、余ったら余剰売電、夜は蓄電池を利用がバッチリできます。

しかも停電時は、安心の「停電から数秒で自動給電

Smart Star L

株式会社エヌエフ回路設計ブロックが製造し、伊藤忠商事株式会社が販売しているSmart Star Lという商品も、次世代型オフグリッドが可能な蓄電池です。

まさに「自家仕様優先タイプ」というモード設定により、通常オフグリッド、停電時や台風などが予想される前には「バックアップモード」で蓄電池に満充電できるモード設定があります。

価格は9.8kWhで約300万円(希望小売価格)となっています。

加えて人工知能により、天気予報と連携することで蓄電池を効率よく充放電することが特徴的です。

テスラ

今最も熱いのがテスラというのは間違ありません。他社の10kWh超は300万円程度という価格を破壊し、約100万円という価格設定で2020年春からPowerwall(パワーウォール)を販売開始予定です。

実は2017年より前からテスラは販売を企画していましたが、蓄電池の製造がうまくいかず、その過程でパナソニックと提携したりと紆余曲折があり、満を持しての登場です。

特徴の概要は、他社の製品同等かそれ以上といった印象の上、価格が安い!というのが特徴です。

  • 13.5kWhで99万円という圧倒的な低価格
  • 専用のアプリ「Tesla app」を使えば、運転モードや電力使用状況をモニタリング可能
  • 既存太陽光システムへの連携は、基本可能だが現地調査は必須
  • 停電時も自動切換で給電
  • 連続出力「5kVA」200Vも対応
  • 屋内にも屋外、床置き設置か壁掛け設置かも選択可能
  • V2H(車からの給電)は「未対応」(2019年現在)だが、テスラ社の「Model S」や「Model X」と言ったEV車へ充電することは可能
  • 10年間保証

これが実現すれば内容的にはほぼパーフェクトです。この価格破壊に他メーカーが追従し、蓄電池の普及加速が予想されます。

まとめ

ここまで書いてきて、現在、一条工務店では「電力革命」という商品で太陽光パネル+蓄電池のセットで販売が始まりました。

これは、黒船テスラの価格破壊を上回る圧倒的安い価格で設定されているので、今後、一条工務店で購入される方はほとんど購入することでしょう。

筆者も担当営業へ問い合わせしたところ、すでに購入した一条ユーザー向けに、2020秋に向けて、後付けできる蓄電池プランを検討しているとのことです。(正確には供給できる体制を整えたら、既存の一条ユーザーに販売を開始するとのこと)

追加情報が分かり次第、追記します。

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