Fitbit

徹底比較!Fitbit Charge 3とGARMIN vivosportの違い

アップルウォッチ、Fitbit、Garmin…たくさん種類があるけど、どこがオススメなんだろう…

こんな疑問にお答えします。

ダイエットをしようと思ったとき、体脂肪を落とすためには「心拍数」を意識して「運動」することが必須ですが、心拍計は様々なメーカが発売しています。

本記事では主要3メーカーを比較しどれを選べばいいのか、商品のコンセプトや利用者(あなた)が重視する機能によって選択肢を狭めていき、最終的には2択くらいまでに絞れるような紹介をします。

  • Apple Watch(アップル)
  • Fitbit(フィットビット)
  • GARMIN(ガーミン)

各メーカーのコンセプト

Apple Watch(アップル)

アップルのコンセプトは一言でいうと高級志向(車でいうとレクサス等)に加え、「スマートウォッチ」だということです。

つまり、心拍計をメインにしているのではなく、iPhoneをポケットから出すまでもなく、重要な情報の通知を簡素な方法で素早く得ることができることを目的としています。

一方、「健康」には注力する方針で、HealthKitというアプリで、様々なアプリに蓄積されているデータを集約する機能もあります。

2019年4月に発表されたApple WatchのwatchOS 6のコンセプトデザインでは、呼吸、距離、睡眠などの新たな指標が加えられています。
「栄養」アプリでカロリー消費の記録も集約することで、利用者の健康データを解析できるようになります。

Apple Watchのコンセプトは「スマートウォッチ」。

健康だけでなく、腕にある端末でiPhoneの情報を気軽に見れることです

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Fitbit(フィットビット)

Fitbitのコンセプトは、「フィットネストラッカー」であり、健康的な生活習慣づくりを目的としています。

健康とは適度な運動と適切な食事の影響が多いことから、Fitbitのアプリの特徴は、消費カロリーと摂取カロリーを一つのアプリで管理できる、という部分にあります。

適度な運動とは「よし、運動しよう」という場面だけでなく、通勤や散歩など、日々何気なしに行っている活動をしっかり記録し、利用者のやる気を向上させる必要性に着目されています。

Fitbitのコンセプトは、「フィットネストラッカー」。

健康のために運動する人向け

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GARMIN(ガーミン)

GARMIN社自体は、コンセプトとしてスマートウォッチ・健康ともに掲げていますが、筆者の印象では「スポーツ」に焦点を当てていると思います。

つまり、登山やマラソン、サイクリング(ロードバイク)やトライアスロンなどをする人を対象にしているように見えます。

ロードバイクを本気でやっている人は、Garminの1択でしょう。アプリがスピードセンサーやケイデンスセンサー(ペダルをどのくらいのスピード(回転数)で漕いでいるか)と連動しています。(この記事を読んでいる人は、このテーマで悩んでいないと思うので省略します)

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これに該当する人たちは「タイム(記録)」を気にする人たちです。

アプリも、「以前にこのルートで走った場合は〇分だったので、その記録に挑戦する」というような項目設定があることが、それを表しています。

GARMINは、商品によってスマートウォッチとフィットネストラッカーを使い分け。

共通項としては「スポーツをしたい人向け

筆者の好きな言葉はコストパフォーマンスなので、Apple Watchは高価なので、FitbitとGARMINの比較(レビュー)をします。(GARMINのスマートウォッチもコストパフォーマンスの面から割愛)

ここでは筆者が購入したFitbit Charge 3とGARMINのvívosportについてレビュー&比較をしていきます。

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機能比較

あらためてFitbitは「健康」、GARMINは「スポーツ」というコンセプトの前提のもと、仕様は以下の通りです。

製品名Fitbit Charge 3vivosport S/Mサイズ
ディスプレイタッチスクリーン半透過メモリインピクセル
グレースケール有機ELディスプレイカラータッチスクリーン
レンズ素材Gorilla Glass 3ガラス
データ保存モーションデータ:7日間7日間(アクティビティデータ)
統計データ:過去30日分14日間(ライフログデータ)
電源リチウムポリマー充電式リチウムポリマー電池
バンド・ベルト素材エラストマーシリコン
防水・防塵性能水深50mまでの耐水性能防水等級:スイム(5 ATM)
時間表示
BluetoothBluetooth 4.0Bluetooth Smart
NFC
用途ランニング
サイクリング
水泳
クロストレーナー・ヨガ・サーキットトレーニング
ウォーク
活動量計機能心拍センサー
消費カロリー
睡眠
移動距離
上昇階数
歩数計機能
搭載センサー加速度センサー
高度計GPS・気圧高度計
充電時間最大1〜2時間0.5~1時間(※)
防水レベル50m防水50m防水
着信通知機能
メール通知機能
LINE通知機能
電子マネー
サイズ・重量30.0g(※)24.1 g
価格19,000円弱19,000円弱

(※)公式に見つからなかったため実測

次に、筆者がなぜ両方を購入したのか、そしてどの機能の違いに目を付けたのかをご紹介します。

2機種を比較レビュー

商品WEBページには載っていない大きな違いをご紹介します。

GPS機能

GPSに関して、Fitbit Charge 3はスマートフォンのGPSと連携するため、ユーザー視点でいうと機能は「ある」と思って良いのではないでしょうか。

心拍ゾーン設定

そうなると大きな違いは心拍数ゾーンの設定です。vivosportでは設定した心拍数ゾーンよりも低い場合もしくは高い場合にバイブレーションでお知らせしてくれる機能があります。

これがあると、ランニング最中に腕を見なくても心拍数の高低が知れるというわけです。なんて便利!!

…と思いきや、走っている振動があるため、バイブレーションに気づきません。。。まったくもって気づきません。

加えてFitbitにも心拍数ゾーンを表示させる機能があります。結果としてどちらの機種でも腕を見ることで心拍数を確認するので、大差なし、です。

時計表示

Fitbit Charge 3はスクリーンをタッチするか、腕を上げて時計を見る体勢にする自動表示です。ビジネス上、相手にあまり悟らせないで時計を見たい場合には向きません

vivosport時計常時表示です。

(追記:2019年10月1日)

2019年9月15日、アメリカで新しく発売(日本でも発売中)されたVersa 2は、最低限の数値を表示する常時画面表示モードが追加されています。

これがネックだったユーザも多かったと思いますが、これによってかなりFITBITが優位に立ったと思います。

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Fitbit(フィットビット)

運動自動認識について(追記2019年6月13日)

運動の自動認識に大きな違いがありました。

  • Fitbit…電動自電車に乗っても自動認識します
  • GARMIN…ロードバイクに乗っても自動認識しません

やはり結論は変わらず、生活の運動を見たい人がFitbit、よし今日は走ろう!というような人がGarminですね。

通知機能について

筆者は仕事上、スマートフォンをデスクの上において会議室に行くことが多々あります。するとスマートフォンと連動させている場合、コネクション(Bluetooth)が切れることになります。

Fitbit Charge 3については切れてもバイブレーションでお知らせしないのですが、vivosportはしつこい位に繰り返しバイブレーションでお知らせしてきます。

会議室でバイブレーションが振動を繰り返すので、結果、筆者はvivosportとスマートフォンの連携を切らざるを得なくなりました。

せっかくの機能なのに生かせないということで、筆者(サラリーマン)の中ではかなり大きな違いに感じています。

バンドの交換

Fitbit Charge 3はバンドの交換が可能ですが、vivosportは一体型なので、時計のビロビロを留めるやつ(ウレタンバンド用ループというようです)が劣化すると最期です。

筆者のvivosportは半年で切れたので、みすぼらしいですが、アロンアルフアでくっつけました。。。

バッテリー(追記2019年6月23日)

2017年10月に買ったvivosportですが、2019年6月、急にバッテリーの持ちが悪くなりました。期間にして1年半。

メーカーは故障の可能性があるので修理対応となっております。(これについては追って報告します)

(追記2019年7月5日)バッテリー交換は修理窓口への問い合わせということで、問い合わせると「修理対応となる」とのこと。

修理に出すと、新品が返送されてきました。バッテリー交換だけでよかったのに、と伝えたところ「バッテリーのみ交換できないから新品と交換」という対応でした。

睡眠ログ機能(追記:2019年10月1日)

筆者は両者を比較するために、両方を装着して寝ています。すると、Garminでは深い眠りが0分とか表示されます。昼寝をしても自動計測はされません。

しかし、Fitbitは正確に睡眠を計測しているように見えます。新製品Versa 2の発表でもそうですが、Fitbitは睡眠にかなり力を注いでいるようです。

実際、睡眠は健康にとって非常に重要なイベントで、筆者も現在調査中で、どうすれば睡眠の質が良くなるのか、色々チャレンジしていますが、Fitbitは如実に数値化してくれます。

せっかく睡眠の質を上げようチャレンジしたら結果が必要です。それがわかれば睡眠の質をどんどん改善できます。そういった意味でもFitbitは最適なガジェットです。

血中酸素濃度(SpO2)変動測定機能追加(追記:2020年1月21日)

もともとハードウエア的には対応していたSpO2(血中酸素飽和度)の計測が、ソフトウエアのバージョンアップによって利用できるようになりました。

血中酸素飽和度とは、血液中の酸素量を指していて、体調が悪いとき、肺や心臓に疾患がある場合には数値が落ちてきます。単に体調が悪いだけの時は休めばよいですが、この数値が下がった時には通院が必要と判断することができます。

加えて、睡眠時無呼吸症候群の場合、息をしない=血液中の酸素濃度が減るため、SpO2を見ると、自分が寝ていて気付かない睡眠時無呼吸症候群の発見につながります。

これらのことから、やはりFitbitは健康をコンセプトにプロダクトを作っていることが分かりますね。健康に大切なのは「睡眠」ということも理解しやすいです。

心拍計の活用

大きな違いをレビューしてきましたが、細かい違いも少しだけご紹介します。

Fitbit Charge 3とvivosportの機能に大差はないが、違う点は大きく以下の2点。

  • 摂取カロリーも管理をする際、Fitbit Charge 3はFitbitのアプリだけで完結。vivosportは情報をヘルスケアに連携させるとともに、「あすけん」などを利用し、ヘルスケアに連携させる必要がある
  • 時間の常時表示
  • バンドの交換有無(Fitbit Charge 3は交換可能、vivosportは不可)

次に重視すべき点健康志向スポーツ(タイム)志向かのコンセプトです。

ぜひお気に入りの心拍計を手に入れて、体脂肪を減らすダイエットを成功に導いてください。

心拍計を頼りにダイエットを実施し、20代に体脂肪6%に、30代で10%に向けて成果が出ている、体脂肪率10%を目指しましょう

最後に、登山をしたいならこちらです。

筆者はスポーツタイプから健康志向タイプになりつつあるので、Fitbit Charge 3をお勧めします。

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追記:Charge4が新発売

2020年4月14日、Charge4が発売されました。筆者も待ちに待ったCharge4でしたが、残念ながら購入を見送りました。

charge3との違いは以下の点です。

  • Fitbit Pay搭載
  • GPSを搭載
  • カレンダ連携機能追加
  • Spotifyコントロール機能追加
  • アクティビティ心拍ゾーンによる一日の心拍数が上がったアクティビティ時間を集計記録可能

結果として2万円弱の実売価格となっています。

筆者はGarminのGPS利用とGPS利用なしのバッテリーの減り具合を実感していますが、同様にFitbit Charge4のGPS利用時のバッテリー消費量はハンパないようです。

ただ、スマホとペアリングしているときはスマホの位置情報を、スマホから離れているときはFitbit Charge4本体の位置情報を使うようですので、常にスマホを身につけている場合はあまり気にする必要はなさそうです。

しかもGPS機能が追加されたことで本体が若干大きくなっています。最新型が欲しいという場合はCharge4で良いと思いますが、まだInspire HR(ヤフオクで約1万円)、もしくはcharge3という選択肢がコスパがイイと思います。

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