キャリアを造り方

【完全解説】男性の事務職は勝ち組?負け組?職種別に紹介

男性事務職って勝ち組って聞くけど、本当?

年収は低いって聞くし、本当のトコロが知りたい

こんな疑問を解決します。

男性事務職の特徴や、メリット・デメリットを解説します。

本記事の信頼性

まずは勝ち組の定義をしてみました。

  • 年収30代で700万円以上
  • 残業は月20h程度
  • 年間休日120日以上(土日祝)
  • 有給は自由に取得

断言します。戦略的にキャリアを組み立てることで、このくらいなら誰でも実現可能です。

現役人事が男性事務職の実態を紹介します。

事務職への転職を考えている男性は、ぜひ参考にしてみてください。

男性事務職は勝ち組?負け組?

男性事務職は休日が残業は少ないけれど、年収も低いと思っていませんか?

男性事務職のメリットは、2つの勝ち組パターンがあります。

区分年収UP型ワークライフバランス型
業務難易度難しい易しい
年収高い低い
残業多い少ない
休日多い多い

事務職の強みはどちらも実現可能であることです。

「結婚をして家族を養いたい」「お金を溜めてマイホームを買いたい」のであれば、年収が高い事務職が勝ち組です。

「家族との時間を大切にしたい」「健康第一」であれば、ワークライフバランスが取れた事務職が勝ち組です。

ただ、職種によって、実現のしやすさが違うので、細分化してご紹介します。

一般事務・営業事務

専門事務に対して、専門性が必要ない事務が『一般事務です。

データ入力、文書作成や資料作成、コピー、ファイリング、会議のセッティング、各種手配、電話応対、メール応対、郵便物の仕分けなどの事務があります。

一般事務と営業事務の違いは、一般事務は会社全体の事務をすることに対し、営業事務は特定の営業担当の専属一般事務という点です。

各企業用にカスタマイズされた事務が多く、他の企業で使えない経験が多いのが特徴です。

そのため、転職では評価されにくい事務でもあり、転職による年収アップはあまり期待できません。

年収UPは期待できず、仕事も大変なケースが多い

総務事務

下記の管理をする業務です。

  • 備品の管理(お茶、文房具、ポインタ、制服等々)
  • 株主総会や社内ベント系の立案・実施
  • 弔事対応(冠婚葬祭)
  • 企業所有の建物・社用車・社宅等の管理

一見すると雑用とも思えますが、専門性が必要な事務もあり、極めれば希少価値は上がります

しかし、中小企業では人事・総務として一括りになることも多く、専門性を活かす転職先候補は大企業になるので、転職がしにくい職種です。

株主総会やIRといった大企業であればキャリアアップ可能。中小企業からの転職は厳しい。

経理事務

経理事務は支払・入金管理、その実態を会計ソフトに入力し決算をする業務です。

「正解がある業務」の世界で仕事をするため、経費削減案や新しい業務改善能力がつきにくく、スキル・年収ともに頭打ちしやすいです。

財務事務は、経理事務と似ているようで全く違い、資金調達や銀行対応、外貨なども扱うためかなりレベル・専門性が高く、未経験からの就業は非常に難しいです。

財務を極めると最高財務責任者 (CFO) は、最高経営責任者 (CEO) というキャリアアップへ繋がります。

正しく記録するだけの経理ではキャリアアップが難しい。経営をコントロールする財務であればキャリアアップ可能。

人事事務

手続きとしてのルーティン業務から採用や制度設計といった正解がない業務まで、幅が広い業務です。

  • 人事企画、制度・環境の整備
  • 採用・雇用(入退社手続き)
  • 労務管理(給与計算)
  • 教育・育成

各分野の専門性を高める道と、業務(経理・総務)の幅を広げる道があり、キャリアアップの選択肢が多いコトが特徴です

勝ち組パターンが一番多い。人事コンサル、経営コンサル、社労士や研修講師など、AIにはできない専門性が身に着けられる。

では、勝ち組の2パターンの各メリット・デメリットをご紹介します。

男性事務職のメリットとデメリット

僕自身の20年の経験から、男性事務職のメリットとデメリットをご紹介します。

年収UP型

メリット

年収が上がり、豊かな生活が送れ、貯金もできる

スキル・業務の幅が上がり、不況にも強いキャリアになる

業務が単調ではなく、成果が出ればやりがい・モチベーションが上がる

基本、スキルと年収は比例します。

そのため、年収アップ型を選択すると、平日は忙しいものの、年収や休日の安定を得ることができます。

もし忙しいのに年収も休日もない!という場合、当面はスキルアップに注力しましょう。

なぜなら、スキルは絶対評価(価値)なので、転職すれば年収は確実に上がるからです。

デメリット

楽な仕事ではなく、平日は忙しい

成果を上げる必要があり、プレッシャーがある

特に20代はガムシャラに働く必要がある

高い年収を得るには、目に見える成果が必要になります。

通常のルーティン業務に加え、業務改善やコストカット、新しい提案が求められます。

「可能であれば頑張る」ではなく、成果が求められるので、プレッシャーもあり、必然的に業務量も多くなります。

20代は鬼努力でスキルを磨くことで、30代の安定したライフワークバランスに繋がります。

ワークワイフバランス型

メリット

安定している(ノルマがない)

残業が少ない(プライベート充実)

体力的な負担が少ない(デスクワーク中心)

大きなプレッシャーもなく、決められたことをしっかりやれれば一定の評価がされ、ワークライフバランスがメッチャ良いです。

これからは仕事一徹ではなく、家族との時間も最重要です。

事務職の最大のメリットは安定感です。

デメリット

年収は上がらない

スキル・業務の幅が上がらず、不況や転職に弱い

業務が単調

安定感抜群であるため、年収も悪い意味で安定してしまいます。

スキルも伸びないので、不況や転職をしたいと思っても厳しいです。

共働きや副業があるのならばOKです。

男性事務職で勝ち組になる方法

男性事務職員のメリット・デメリットを紹介してきましたが、あなたが希望する働き方はどちらだったでしょうか。

下記のポイント(勝ち組になるための方法論)は別記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

  • 勝ち組の職種
  • 勝ち組の年収
  • 転職成功確率
  • 資格の活用方法
【必見】男性が事務職で勝ち組になる方法を解説します こんな疑問を解決します。 結論、誰でも勝ち組になれる転職方法があります。あとはそれに沿って実行するだけです。 ...