キャリアを造り方

【必見】男性が事務職で勝ち組になる方法を解説します

男性事務職って年収が低くて負け組じゃない?

男性は事務職でどうやったら勝ち組になれるの?第二新卒じゃ大企業に入れないから、諦めるしかない?

こんな疑問を解決します。

結論、誰でも勝ち組になれる転職方法があります。あとはそれに沿って実行するだけです。

本記事の信頼性

まずは勝ち組の定義をしてみました。

  • 年収30代で700万円以上
  • 残業は月20h程度
  • 年間休日120日以上(土日祝)
  • 有給は自由に取得

断言します。戦略的にキャリアを組み立てることで、このくらいなら誰でも実現可能です。

現役人事が男性事務職の実態を紹介します。

残念ながら本記事は事務未経験の30代以降には当てはめにくいです。

ただ、「事務未経験・20代中盤まで」「事務経験あり・30代前半まで」であれば十分に実現可能です。

事務職への転職を考えている男性は、ぜひ参考にしてみてください。

男性が事務職で勝ち組になるためにできること

男性が事務職で勝ち組になる法則は下記の3点です。

企画職を狙う

業種を選ぶ

職種をさらに絞り込む

では具体的に説明していきます。

男性が事務職になるのは難しい?

男性事務職が厳しいと言われる理由は下記の3点です。

  • 男性事務職の求人が少ない
  • 事務職は年収が低い
  • キャリアアップがしにくい

結論、これらはイメージだけで、実態は全く違います

上記を深堀していきます。

男性事務職は狭き門?

男性事務職の求人数は少なく、狭き門だと言われていますが、間違った常識です。

dodaの発表している有効求人倍率(2020年11月)を見てみましょう。

職種求人倍率
技術系(IT・通信)7.29
営業系1.59
企画・管理系1.33
クリエイティブ系1.16
販売・サービス系0.46
事務・アシスタント系0.18

有効求人倍率は、転職希望者数に対する求人数を表しています。

人事、総務、経理企画・管理系に分類されるので、営業職と同等の求人があります。

有効求人倍率が非常に低い事務・アシスタント系一般事務、営業事務のことです。

企業からの求人仕事を求めている人有効求人倍率
5件10人0.5
約13件10人1.33
約2件10人0.18

事務という数字に惑わされてはダメです。

人事・経理・総務といった職種は、有効求人倍数から見ても狭き門ではありません。

【完全解決】一般事務職の志望動機が書けない原因は「型」にあります【保存版】 こんな疑問を解決します。 現役人事として毎日応募書類に目を通しています。 過去の僕も丸1日かけても事務職の志望理由が...

事務職は年収が低い?

さらに事務職は年収が低い!と言われていますが、これも間違った常識です。

dodaが発表している平均年収(2020)を見ていきましょう。

全職種全体409万円
人事男性571万円
経理男性556万円
総務/庶務男性545万円
一般事務男性390万円
営業事務男性384万円

確かに一般事務は平均より低いですが、人事・総務・経理に関しては、平均をはるかに越しています。

キャリアアップしにくい?

事務職は下記の理由でキャリアアップしにくいと思われていますが、これも誤解です。

チャレンジングな仕事が少ない

単調

「できる事」が増えづらい

今の事務職に求められるのは、単純作業ではなく、組織への直接貢献です。

業務改善で10時間かかっていた作業が15分で完了

溜まった情報を分析し、問題点を解決したら経費1,000万円/年を削減

もちろん、日々の事務作業もある中で問題点を発見していくので、楽な仕事ではありません。

ただ、貢献や成果も見えるので、年収アップや転職によるキャリアアップが可能になるわけです。

業種で絞り込む

事務職の勝ち組への道は、組織への貢献実績とスキルアップですが、業界によって大きく2種類に分かれます。

改革を推進する業界

出る杭は打たれる保守的な業界

業界は大きく8つありますが、この中でもオススメなのはIT業界です。

メーカー商社
金融小売
サービスマスコミ
IT官公庁・団体

理由は3つあります。

  1. 新しい会社が多く、改革・改善していく社風が多い
  2. 社会的ニーズは続き、安定している
  3. 収益性の高い事業が多く、給料も良い

IT業界で働くことで、スキル・安定・年収を充実させる可能性が高くなります。

男性事務職|キャリアの始め方

男性が事務職で勝ち組になるためには企画職を狙うこと、IT業界を狙うことを紹介してきましたが、さらに確立を上げるために、企画職の中でも職種を絞って紹介します。

人事職が勝ち組になりやすい

結論、事務職は人事職になると勝ち組になりやすいです。人事職の業務は下記のとおりです。

  • 人事企画、制度・環境の整備
  • 採用・雇用
  • 労務管理(給与計算)
  • 教育・育成

人事事務からスタートすべき理由は3つあります。

業務の幅が広く、キャリアが積み上げやすい

各業務を深堀して専門性を高めることも可能

他職種から人事への異動は困難

具体的に紹介します。

業務の幅が広く、キャリアが積み上げやすい

人事の仕事は総務や経理との連携も多いです。

  • 経理:給与計算結果の仕訳、派遣職員の請求・未払管理
  • 総務:雇用契約・派遣契約などの契約管理、防災管理

業務の幅が広いので、ゼネラリストとしてのキャリア形成が可能です。

各業務を深堀して専門性を高めることも可能

人事の各セクションの仕事は奥が深く、各業務単体で1つの職種になります。

人事企画、制度・環境の整備人事コンサル
採用・雇用採用コンサル
労務管理(給与計算)社労士
教育・育成研修コンサル・講師

スペシャリストのキャリア形成も可能です。

他職種から人事への異動は困難

経理をやっていると、給与計算や年末調整に関わることもあり、人事に興味を持つ人もいますが、経理だった社員に全職員の給与を見せるのは非常に抵抗感があります。

そのため、人事から経理業務へ業務の幅を広げることは可能でも、経理などの事務から人事へ業務の幅を広げることは困難です。

以上から、勝ち組になれるパターンが増え、自分の適性に合ったキャリアアップが可能な人事職からスタートすることがオススメです。

事務職で勝ち組になれることをご紹介したので、ここからは事務職に就く方法をご紹介します。

選考通過率を上げるテクニック

そうはいっても企画職・人事職に就くまでが難関なので、選考率を上げるテクニックを2つご紹介します。

男性募集の職種にのみ応募する

資格アピールの方法を変える

具体的に紹介します。

男性募集の職種にのみ応募する

男女雇用機会均等法により、性別を明記した募集要項はありませんが、企業としては性別を限定して募集することは多いです。

男性・女性のそれぞれの良さもありますし、チーム編成で偏らないようにしたいという戦略もあります。

でも、社会的には明示できないので、ひっそりアピールしているんです。

具体的な見分け方は下記でご紹介しています。

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資格アピールの方法を変える

資格は所持していることをアピールしてはダメです。

採用担当が見ているのは資格の有無ではなく、努力を積み上げられるかどうか、だからです。

つまり資格を取得するために工夫・努力の経験を語れば、結果的に評価されます。

もっと具体的な資格アピール方法は下記でご紹介しています。

【必見】転職に有利な人事・事務系の資格|効果的なアピール方法も紹介 本記事では、転職で有利にするためにコスパが良い(勉強時間に対する高い評価)資格をランキングにしています。 なお、社...

勝ち組になるために

まずは未経験からキャリアをスタートさせることですが、やっぱり事務職で正社員になるのは難しいと思っていませんか?

実は、紹介予定派遣が超穴場です。理由は下記のとおりです。

紹介予定派遣から正社員への登用は約60%

紹介予定派遣の男性・20代の登録はごく少数で、それだけで採用されやすい

企業側も即正社員ではないので、選考基準が緩い

この手法はまだ広まっていないので競争率が低く、内定率80%くらいは余裕で行くかと思います。

実際、筆者が採用活動をしていて、紹介予定派遣で20代男性がいたら飛びつきますし、すぐに他の会社から内定が出て、逃してしまっている状況です。

未経験可の求人も多く、紹介予定派遣も同時に応募できるのはリクナビNEXTです。

別々に登録する必要もないので、まずは登録して紹介予定派遣の求人を見てみてはいかがでしょうか。

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